山中慎介と激闘のモレノ 4.30パナマで復帰戦
2019年4月9日 12時59分
2019年4月9日 0時15分
5月26日、大阪市の大阪市立大学第二体育館で開催されるダブルタイトルマッチに備えて、六島ジムのWBOアジアパシフイック・フライ級2位、坂本真宏、同バンタム級5位、ストロング小林佑樹ら出場4選手が8日から兵庫県の淡路島で4日間の走り込み合宿をスタートした。
洲本市で午前中は砂浜ランニングとショートダッシュ。午後はサッカー場で800メートルインターバル走15本とハードメニューを組んで、スタミナと下半身強化に努めるとともに、指導する武市晃輔チーフトレーナーと連帯感を高めていくのが狙い。
大阪市大大学院生の坂本は昨年の大みそかに中国・マカオでIBF世界フライ級王者、モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に10回終了TKO負け。
一時は引退も考えていたが、荒川哲男・大阪市大学長らの大学OBらの強い勧めで、大学施設で再起戦を行うことが決定。同級3位、阪下優友(角海老宝石)と王座決定戦を争う。セミで小林は清瀬天太(姫路木下)を決定戦で破ったベン・マナンクィル(フィリピン)の初防衛戦に挑む。
合宿には昨年の大阪商大ボクシング部主将を務めた桑畑デカナルド闘凜生(2勝2KO)と、古谷昭男(5勝1KO4敗)も帯同。坂本はムラザネに中盤から手数で負けた反省から「中盤以降も打ち合える体の土台づくりを徹底、いい試合ができるようにがんばります」。
昨年末のOPBFバンタム級王座決定戦で驚異の粘りを発揮しながら敗れた小林は「12ラウンドをフルに戦っても崩れない下半身とメンタル面を鍛えます」と、ともにジムをけん引する意欲にあふれていた。
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