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高山涼深は日本S・フライ級王座V1戦 元WBO・AP王者の村地翼と注目対決 前座も充実

2023年9月21日 16時40分

 日本S・フライ級王者の高山涼深(ワタナベ)は21日、後楽園ホール「DANGAN260」のセミで元WBOアジアパシフィック王者の挑戦者1位、村地翼(駿河男児)と初防衛戦を行う。前日計量はともに52.0キロでクリアした。

高山(左)と村地

 6月に川浦龍生(三迫)との王座決定戦を制した強打のサウスポー高山(6勝5KO)と元WBOアジアパシフィック王者の実力者、村地(10勝3KO1敗1分)による興味深い対決だ。

 高山は「(村地は)速くて、的確なイメージ。やりにくいと勝手に思っているんですけど、自分はインスピレーションをいちばん重要視しているので明日、対面してみて。対策はしっかりつくってきたので、そこは明日、楽しみにしていてください。判定でもなんでも僕の手が上がればいいかなと思っている」と計量後に語った。

 大橋ジムの中嶋一輝、武居由樹ら上の階級の実力者とスパーリングをしてきたという村地は「去年、WBOアジアパシフィックを獲って、すぐ返上したのは日本タイトルをやるため。(高山は)前にガツガツ、プレスをかけて強振してくると思うし、パンチも強いと思う。僕はしっかり自分の距離をキープして、自分のボクシングをすれば、パンチをもらわずに自分のやりたいようにやりたい」と念願の日本タイトル奪取に闘志を燃やした。

元日本王者の丸田(左)は久々のリング

 あすはアンダーカードも充実。セミセミの第3試合では、元日本フェザー級王者の丸田陽七太(森岡)がポンワラット・ナジンダー(タイ)とライト級8回戦。第2試合は日本S・ライト級3位の関根幸太朗(ワタナベ)が兒玉麗司(三迫)と同級8回戦を行う。

 1年4カ月ぶりの試合となる丸田は「久々なので楽しみ。(ライト級に2階級上げて)これがナチュラル、一番いい階級だったんだなと思う。フェザー級のときは、最後は減量のことで頭がいっぱいだったけど、最後まで試合のことを考えながら動けたし、今日まで元気なままくることができた」と明日の試合を楽しみにした。

王者候補の関根(左)と兒玉

 強打が売りの関根は「自分のほうが圧倒的にすべて上。1ラウンドから倒しにいく。今のチャンピオンより自分のほうが強いと思っているので、すぐ終わると思う。(スーパーライト級は三迫ジムにチャンピオンが2人、ランカーもいる)三迫狩りですね。全員ぶっ倒します」と気合い十分。

兒玉は「(関根は)戦績通りパンチが強いけど、スピードでは僕のほうが自信がある。当たらなければ意味がないというところを見せたい。(スーパーライト級は)チャンピオンとか強い人が同じジムにいて、リスペクトはしているけど、心の中では『いつかぶっ倒す』と思ってやっている」とこちらも熱いコメントを発した。

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