元世界王者の久保隼 2階級制覇へ危なげなく再起
2020年9月26日 21時35分
2020年9月26日 18時29分
26日、神戸市立中央体育館で行われたWBO女子世界アトム級戦は、チャンピオン岩川美花(高砂)が挑戦者の鈴木菜々江(シュウ)に10回2-1判定勝ち。初防衛に成功した。この試合は男女通じ、コロナ明けして初の国内世界戦だった。
なめらかなスイッチを交えつつ、上体を巧妙にムーブさせて鈴木をさばく岩川。しかし何度も繰り返される鈴木のアタックのすべてはあしらえない。
岩川は脚がしっかり動いている時は左右フックの迎撃に切れがあるが、鈴木もボディを抜け目なく攻めて食い下がる。中盤から終盤にかけては岩川に手数で守勢を強いる場面も。
大きなヤマ場はなく、フルラウンドを戦い終えた試合は96-94、97-93、93-97で岩川を支持していた。岩川は10勝3KO5敗1分。奮闘報われなかった印象の鈴木は10勝1KO4敗1分。
同じリングで6年ぶりに復帰した元日本バンタム級王者の大場浩平(SUN-RISE)は湊義生(JM加古川)に2回32秒TKO負け。35歳のベテランが厳しい現実を突きつけられた。
初回からL字ガードを通り越して湊の左フックを浴び、顔を紅潮させた大場。時折放つ左ジャブも湊を止めることはできず、2回早々、フェイントからの右ストレートを被弾してキャンバスに崩れた。立ったもののダメージが残り、決めに出た湊のラッシュでストップされた。
勝った湊は「1ラウンドでイケそうな感じがあったので、インターバルでも座りませんでした。2連敗してましたし、後がなかった」と語った。もともとフライ級の選手だが、バンタム級でも力感は十分だった。9勝4KO3敗。惨敗の大場は36勝14KO4敗1分となった。
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