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中国のWBA2大世界戦、木村翔、久保隼ら計量パス

2019年5月25日 20時24分

 WBAのダブル世界タイトル戦が26日、中国撫州市で行われるのを前に、25日午後出場選手たちは市内のホテルで公式計量に臨んだ。フェザー級はチャンピオンの徐燦(シュ・ツァン=中国)が57.05キロ、挑戦者10位で前WBA・Sバンタム級チャンピオンの久保隼(真正)が57.00キロを計測し、ともにリミット内でパスした。

「気持ちで負けない」と久保。左は王者の徐

 久保は感想を聞かれて「いつもと同じです」と何度も繰り返し、徐について「真面目そう。(地元ゆえに)勝たなあかんとプレッシャーを感じているはず。気持ちで負けずに頑張りたい」と力をこめた。

 一方、L・フライ級はチャンピオンのカルロス・カニサレス(ベネズエラ)は48.95キロ、挑戦者2位で前WBO世界フライ級チャンピオンの木村翔(青木)が48.75キロと、こちらもL・フライ級のリミットを下回った。カニサレスは一度50グラム・オーバーを指摘され、その場で下着を脱いで再計測し、事なきを得ている。

「減量は余裕」だったという木村(右)と王者カニサレス

 約3年ぶりにL・フライ級に落とした木村は、減量の影響で頬がげっそりとこけ精悍さを増していたが、「コンディションはばっちり。もっときついかと思ったけど、正直余裕。フライ級と変わらない」と強気の姿勢を貫いた。有吉青木ジム会長は「リカバリーが勝負です」と語り気を引き締めていた。

 撫州市体育館を会場にして行われる試合は26日午後7時半第1試合開始。中国の国営テレビ、CCTVが全国中継する。日本ではWOWOWメンバーズオンデマンドで先行ライブ配信される。

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