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近大と芦屋大が敗れる 関西学生リーグで波乱

2019年6月3日 6時08分

 アマチュアの第73回関西学生ボクシングリーグ戦第3週は2日、大阪・吹田市の関西大学ボクシング場で1部リーグ戦3試合などが行われた。昨年優勝の近大が大阪商大に4-5で敗れ、2位の芦屋大も同志社大に3-6で敗れる波乱が起きた。関西大は関西学院大に7-2で下して初勝利をマークした。

 この結果、近大、芦屋大、同志社大、大阪商大の4校が2勝1敗で並び、優勝争いは予断を許さない状況になった。

 第4週は9日午前11時から1部リーグの近大-同志社大、芦屋大-関西学院大、大阪商大-関西大学と2部リーグ2試合などが行われる。入場無料。

大商大ウェルター級の丸石(左)は連打が冴えた

◇大阪商大5-4近大
 大阪商大が鮮やかな逆転勝利を飾った。L・フライ級、フライ級で近大がポイントをあげ、バンタム級は1勝1敗。近大が軽量級で3-1とリードした。

 しかし、ここから大阪商大が勢いをみせた。ライト級の山原武人、中谷七都の2年生コンビがともにダウンを奪い、手数で圧勝。L・ウェルター級の細野勝梧(2年)も同じサウスポーの中勇人(4年)に積極的に打って出て、打撃戦を制して、あと1ポイントとした。

 ウェルター級の丸石迅矢(4年)は今季絶好調。左の岩崎淳平(4年)を終始追い詰めて、手数で上回り5-0の判定勝ちをおさめて、連覇を狙う近大に黒星をつけた。近大はミドル級の主将・細野恭兵(4年)が打撃戦を制したものの、大阪商大の2年生に3連敗したのが敗因となった。

同志社大はウェルター級小林(右)が勝利を決めた

◇同志社大6-3芦屋大
 同志社大が芦屋大戦初勝利をあげた。L・フライ級のルーキー、平野拓真が軽快なフットワークから要所でパンチをまとめて小林豪己(4年)に3-2で競り勝って先手を取った。

 フライ級はルーキーで2勝をマークしている原田真都がバッティングで1回に負傷。判定で敗れてしまったが、バンタム級の宮垣仁(2年)が芦屋大の主将、田井宜広(4年)を開始からロープを背負わせる展開に持ち込んで3-2の際どい判定勝ち。

 芦屋大はバンタム級のルーキー、穴口一輝、ライト級の阪口夏樹(4年)がポイントをあげて3-2とリードしたが、ここから同志社大が地力を発揮した。ライト級・増田将(3年)、ウェルター級・北山涼汰(3年)が連勝して4-3とし、ウェルター級の小林将太(3年)が上田飛雄吾(3年)を一方的に攻め抜いて5-0の判定勝ち、念願の芦屋大戦勝利をマークした。さらにミドル級も主将の桜井二世(4年)がダウンを奪うなど新城奈津(3年)に打ち勝った。

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