【動画あり】山中慎介バンタム級トーナメント抽選会
アマ出身と叩き上げが100万円&副賞争奪戦
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WBA女子世界フライ級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)とWBO女子世界L・フライ級王者の天海ツナミ(山木)が3日、日本ボクシングコミッションで会見し、7月12日後楽園ホールで、藤岡の保持するWBA王座をかけて対戦すると発表した。
男女を通じて日本人初の5階級制覇を達成した43歳の藤岡(17勝7KO2敗)と、2階級制覇を決めた昨年の試合で18年女子年間MVPに輝いた34歳の天海。竹原慎二会長が「女子の中ではこの2人が1番と2番」という真の女子最強を決める一戦が実現した。
そもそもは藤岡の防衛戦の相手がきまらなかったことから、プロモーターの一力ジム、小林一会長が天海サイドに対戦を打診。天海は6月30日にメキシコで防衛戦が決まっていたが、「藤岡さんとできるなら(WBO王座を)返上してもかまわない。勝てば3階級制覇にもなる」と二つ返事で快諾した。
会見した藤岡は「いま国内で組める最高のカードじゃないかと思う。期待以上の試合ができるように仕上げて当日を迎えたい」。天海は「藤岡さんが(自分が保持していた)WBA・S・フライ級チャンピオンになったとき(13年11月)からいつかやると思っていた。女子ボクシングを知っている人には注目のカードなので面白い試合をしたい」と決意を述べた。
7月12日はエディオンアリーナ大阪で、前WBAミドル級王者の村田諒太(帝拳)が現王者ロブ・ブラント(米)とリベンジマッチ、WBC・L・フライ級王者の拳四朗(BMB)のV6戦があり、女子最強対決とバッティングしている。
ビッグイベントの影響が心配される中、藤岡は「村田選手は2回目の相手だけど、こちらはありそうでなかったカードで新鮮味がある」と女子第一人者らしく堂々とアピールした。セミではIBF・S・ライト級13位の近藤明広(一力)が無敗の日本同級7位、平岡アンディ(大橋)と対戦する。
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