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ワイルダーと再戦は来年第1四半期か

フューリー圧勝 アラム氏「アリ以来のカリスマ」 
ワイルダーと再戦は来年第1四半期か

2019年6月16日 23時49分

 元ヘビー級統一王者タイソン・フューリー(英)が15日(日本時間16日)、米ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナに登場。WBO同級2位トム・シュワルツ(ドイツ)に2回2分56秒TKO勝ちした。

ヘビー級主役の一角として存在感を示したフューリー(右)

 昨年12月、無敗のWBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)と引き分けて以来のリングとなったヒフューリー。米大手プロモ-ション、トップランクと契約後、初の試合でもあった元王者は星条旗をあしらったガウンとトランクス姿。初回から持ち味のフットワークを駆使し、2メートル7センチの長身からジャブを繰り出した。

 2回にはサウスポーにスイッチして右ジャブ、左アッパーでシュワルツを追い込んだ。鼻血を出したシュワルツはフューリーのジャブのような右であっけなくダウン。立ち上がってファイトしたものの、最後は戦意喪失気味にTKOの宣告を受けた。

 フューリーは試合後、歌を熱唱するなど相変わらずのパフォーマーぶりを発揮して観客を沸かせた。戦績は28勝20KO1分。アメリカ初登場でいいところなく敗れたシュワルツは24勝16KO1敗。

 ESPNの報道によると、トップランク総帥のボブ・アラム氏は「ヘビー級で彼に勝てる選手はいない。好調ないまならワイルダーも5ラウンド持たないだろう。こんなカリスマ性のあるボクサーはモハメド・アリ以降見たことがない」と上機嫌。まだ何も決まっていないと前置きしながらも、再戦について「来年の第1四半期、ここラスベガスで」と明言した。

 同じリングで行われたL・ヘビー級10回戦は、サリバン・バレラ(キューバ)がジェシー・ハート(米)い3-00判定勝ちした。スコアは99-90、96-93、97-92。Photos by Mikey Williams/Top Rank

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