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テレビ視聴率でも“実力”アピール

【動画あり】井岡一翔がエストラーダ戦希望 
テレビ視聴率でも“実力”アピール

2019年6月20日 14時28分

 WBO世界S・フライ級新王者の井岡一翔(Reason大貴)が20日、東京・五反田のワタナベジムで一夜明け会見を行った。「無事に獲れてホッとしています」が第一声。昨年大みそかのドニー・ニエテス(比)戦惜敗から持ち越しとなっていた4階級制覇を達成し、穏やかな表情を見せた。

「過去最高に張りつめていた」と井岡

 昨夜のアストン・パリクテ(比)との決定戦は位置取りとインサイドワークに長けた試合運びで圧力をかけ、7回の勝負どころも押さえて、10回にフィニッシュに持ち込んだ。

 文句なしのデキだったが、「やってきたことを出せたと思うし、気持ちの面でも出せた。試合で成長できたと思います」と井岡本人も納得。

 17年暮れに電撃引退。翌夏復帰するにあたって、「シンプルに(周囲に)分かりやすいのが4階級制覇だった」と井岡は言う。ニエテス戦で一度失敗しているだけに、今回は戦前から「過去最高に張り詰めていました」と明かす。それは初の世界挑戦の時に近い気持ちだったという。

 大きな目標を実現させて、今後については、かねてアピールしている通りに海外路線を行くつもり。「防衛戦になるのか統一戦になるのか分かりませんが、復帰した時と同様に海外で(夢を)広げていきたい」(井岡)。ターゲットにはWBCフアン・エストラーダ(メキシコ)、WBAカリド・ヤファイ(英)をあげ、「一番はエストラーダです」と強調した。

 また昨夜の試合を中継したTBSによると、平均視聴率11.5パーセント、瞬間最高14.9パーセントと高い数字をマーク。あらためて“井岡人気”も証明した。

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