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東京五輪成功を! 具志堅、内山氏ら参加し決起集会

2019年6月28日 9時43分

 IOC(国際オリンピック委員会)総会で来年の東京五輪でボクシング競技が実施されることが正式決定したのを受けて、大会会場(両国国技館)を擁する東京・墨田区が日本ボクシング連盟(内田貞信会長)の協力を得て27日夕、墨田区内で「決起集会」を開いた。

決起集会には現役トップ選手からOBまで集まった

 ボクシングが実施されないのではという懸念も強かっただけに、「実施が決まって本当にうれしい。これからの1年間でしっかり準備を進めたい」(山本亨墨田区長)「この大会の成功が墨田区の遺産として残ることを期待する。(実施を)千載一遇の機会ととらえ、競技の普及に繋げていきたい」(内田日連会長)と歓迎の意を表した。

 この日は成松大介ら40人近い現役選手や往年のオリンピアンも参加。さらには元アマチュアのチャンピオンでプロの世界も制した具志堅用高さん、内山高志さんのゲストも駆け付け、「私も応援したい」(具志堅さん)「(代表になる)選手全員がメダルを獲ってほしい」(内山さん)と五輪実施決定に祝意を述べるとともに、今後の応援・協力を約束していた。

墨田区ゆかりの「あしたのジョー」はポスターに登場

 IOC決定により開催国枠は男子4、女子2の計6人分。現時点ではどの階級の選手が代表に選ばれるのか決まっていないが、「11月の全日本選手権がメインの大会」(菊池浩吉事務局長)としており、これが五輪出場を目指すアマチュアの選手にとっての事実上最後の国内選考試合となる。

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