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フライ級の実力者、粉川拓也が9年ぶりOPBF戦

2019年7月3日 15時05分

 角海老宝石ジムが8月23日に後楽園ホールで開催する「SLUGFEST.10」のカードを発表。メインで元日本フライ級王者の粉川拓也(角海老宝石=写真)がOPBFフライ級王者ジェイアール・ラクィネル(比)に挑戦することになった。

 34歳の粉川(30勝13KO5敗1分)は暫定を含めて2度の世界挑戦経験があり、2度獲得した日本タイトルは合わせて7度防衛しているフライ級きっての実績の持ち主。OPBF戦はS・フライ級王座を獲得した2010年10月以来、およそ9年ぶりとなる。

 ラクィネル(10勝7KO1敗1分)は昨年3月、中山佳祐(ワタナベ)から王座を奪い、同年5月に小坂駿(真正)を下して初防衛に成功。直近となる昨年9月の試合は中国で敗れたが、日本人2人にはKO勝ちという実力者だ。

 ラクィネルの世界ランキングはWBC15位。再び世界を狙うベテラン粉川にとっては、今後を大きく左右する勝負の一番と言えるだろう。

 セミには日本フライ級11位の山内涼太(角海老宝石=写真)が登場。WBA同級13位のアルフォイ・ダガイロアン(比)とフライ級8回戦を行う。

 東農大出身の山内は3月、中国に遠征してWBO13位のウラン・トロハズ(中)に判定負けし、5戦目でプロ初黒星を喫した。再起戦が2試合連続の世界ランカー戦となる。

 またこの日は、札幌工高でインターハイを制し、東農大、自衛隊をへた酒井幹生(角海老宝石)がB級デビュー戦を迎える。アマ44勝19RSC22敗の酒井はミドル級6回戦で元日本ランカーのエルフェロス・ベガ(平石)と拳を交える。

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