ブラント公開練習 スタミナ強化で村田対策万全
「私にパンチを当てることはできない」
2019年7月4日 16時10分
2019年7月3日 16時03分
WBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(米)とのリベンジマッチ(12日、エディオンアリーナ大阪)に挑む前王者の村田諒太(帝拳)が3日、東京・神楽坂のジムで練習を公開。初めてスパーリングを報道陣に公開した。
今回のリベンジマッチにあたり、村田は原則として毎週木曜日に練習を公開していたが、スパーリングはなし。この日、久々に披露した2ラウンドのスパーリングはなかなか興味深い内容だった。
体重が90キロはあろうかというアイザイア・スティーンを相手に鋭い右、左ボディブローを打ち込み、「軽めの内容だろう」と思っていた報道陣の考えを裏切って全力のスパーリングを見せた。
昨年10月、ブラントとの第1戦では「棒立ちで前に出て行ってしまった」という反省から重心を落としたスタイルを意識。カルロス・リナレス・トレーナーとのミット打ちで磨いた一発に頼らないコンビネーションも良く出した。
さらには「多少もらってもいくところはいく」という攻撃のアクセント、初回に流れを持って行かれた前回の試合を踏まえて「はじめ(初回)からいく」という姿勢など、取り組んだ課題がすべて伝わってくるようなスパーリングだった。
練習を視察したブラントのアシスタント・コーチ、ネイト・ピピトーン氏は「前回の試合よりもパワーアップしていると感じた」と仕上がりの良さを指摘しながら「手数が多くなり、それがブラントにスキを与えることになる。ブラントのパンチは前回よりも当たるだろう」と自信のコメントを残した。
順調に調整を積み、練習の成果に手ごたえを感じている村田は「悔しい思いをしたので、ぶん殴って倒してやりたいという気持ち。絶対にリベンジしたい」と言葉に力をこめた。
2024年10月9日 1時55分
2024年10月9日 1時43分
2024年10月6日 11時01分
2024年10月6日 9時09分
2024年10月6日 5時38分
2024年10月6日 5時06分