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WBCスライマン会長語る

ウバーリvs井上拓真の勝者はネリと対戦義務 
WBCスライマン会長語る

2019年7月10日 15時45分

 WBCのマウリシオ・スライマン会長がバンタム級王座について言及。対戦が義務付けられている王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)vs暫定王者・井上拓真(大橋)の勝者が、ランキング1位のルイス・ネリ(メキシコ)と指名試合をしなければならない、との見解を示した。ESPNデポルテスが報じた。

「4団体を制覇するまでバンタム級でやる」とネリ

 ウバーリは今月6日、カザフスタンで初防衛戦に成功したばかり。対戦が義務付けられている井上拓真陣営と、これから本格的な対戦交渉に入る見込みだ。

 ウバーリは「私がバンタム級でベスト。私は2人の井上を倒すことができる」と自信満々で、ネリよりもWBSS参戦中のWBA&IBF王者、尚弥に強い関心を示している。

 元WBC王者のネリは今月20日、ラスベガスで元WBAバンタム級スーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦する。ドーピング違反、計量失格などお騒がせのバッドボーイは「ファンは私と井上尚弥の対戦を待ち望んでいる」と主役は自分だと言わんばり。

 指名挑戦者の権利があるとされたネリはパヤノ戦の勝利が大前提となる。もし勝利しても実際にWBC王座に挑戦するかどうかは不明。実現するのはスケジュール的に来年となり、他団体のベルトをターゲットにする可能性もある。

 言うまでもないが、18年3月の山中慎介戦で計量失格したネリは日本ボクシングコミッションから事実上の追放処分を受けており、相手が尚弥でも拓真でも、現状では日本で試合はできない。

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