亀田和毅「次のチャンスを目指したい」
バルガスはローマンとの統一戦戦希望
2019年7月14日 19時30分
2019年7月14日 14時15分
13日(日本時間14日)米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで挙行されたWBC世界S・バンタム級タイトルマッチは王者レイ・バルガス(メキシコ)が暫定王者亀田和毅(協栄)に12回、3-0判定勝ち。5度目の防衛に成功した。
序盤から身長、リーチ差を生かしてバルガスがジャブを突いてアウトボクシングを展開。上下にパンチを打ち分け優勢に進める。しかし亀田は負けずに反撃。4回には右でのけ反らせるなど単発ながらスピーディーなパンチを打ち返す。
亀田はその後も会場の「トモキコール」をバックに食い下がるが、バルガスは試合運びの巧さを見せて中盤を乗り切る。亀田の顔面が紅潮してくる。以後、両者とも明白なリードが奪えず、クリンチ、スリップダウンが多発。8回には亀田がバルガスをリフトする場面も。
10回あたりから亀田は突進を繰り返し挽回を図る。懸命に肉迫する姿にスタンドは興奮。しかし最終回、主審のブレイクの制止を無視してバルガスに左右を見舞い減点1。最後の必死のアタックも実らずスコアカードは117-110×3でバルガスが支持された。
リング上のインタビューでは観衆のブーイングにかき消され、バルガスに声はよく聞こえなかった。対する敗者には拍手が送られた。
バルガスvs亀田戦のセミで行われたS・バンタム級12回戦は、WBA8位ロニー・リオス(米)が同4位ディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)に6回1分17秒KO勝ち。NABF王座と空位だったゴールド王座の2冠を獲得した。試合は2回から打撃戦に突入。6回、リオスの左ボディーが決まり、デラホーヤがダウン。立ち上がったがストップされた。(三浦勝夫)Photos/SUMIO YAMADA
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