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準決勝は中嶋一輝vs南出仁、山下賢哉vs堤聖也

山中慎介バンタム級トーナメント白熱 
準決勝は中嶋一輝vs南出仁、山下賢哉vs堤聖也

2019年7月23日 21時59分

 A級選手賞金トーナメント「山中慎介presents GOD’S LEFTバンタム級トーナメント」の予選3試合(すべて6回戦)が23日、後楽園ホールで行われた。

山中さんを中心に出場選手が勢ぞろい

 元WBCバンタム級V12王者の山中慎介さんが開会宣言をしてスタートした「山中杯」。この日の初戦を終え、準決勝(11月9日開催)は中嶋一輝(大橋)vs南出仁(セレス)、山下賢哉(JBスポーツ)vs堤聖也(ワタナベ)の組み合わせに決まった。

 山中さんは「トーナメントは本当に厳しい戦いです。ピリピリとした独特の雰囲気がありますし。きょうは準々決勝ですが、勝ち上がっていくにつれてさらにいい試合が見れると思います」と準決勝にも期待していた。

中嶋は強打を爆発させ、初回で試合を終わらせた

◇バンタム級トーナメント準々決勝6回戦
中嶋一輝(大橋)[TKO1回2分2秒]渡辺健一(ドリーム)
 アマ72勝15敗のサウスポー中嶋が渡辺のガードの脇から右フックを打ち込むと、渡辺はフリーズ。そのまま前のめりに倒れると同時にストップがかかった。インパクトのある勝利を収めた中嶋は7勝6KO無敗。渡辺は8勝4KO5敗1分。

山下は2回に左フックで試合を決めた

◇バンタム級トーナメント準々決勝6回戦
山下賢哉(JBS)[KO2回2分10秒]相川学己(三迫)
 懐をいかし右ストレートの迎撃でうまく戦っていた相川だが、2回に山下の左フックがさく裂。倒れた相川はよく立ち上がったものの、レフェリーが10カウントを数えた。日本バンタム級9位の山下は「やっぱ俺、パンチあるなー!」とご機嫌。

試合後、準決勝で対決する堤が「酒場の喧嘩どまり」とバッサリ斬ったが、山下も「酒場の喧嘩もしたことないくせに」と返し、対戦ムードを盛り上げていた。山下は14勝11KO5敗。相川は9勝3KO8敗1分。

激戦を制したのでは南出(右)、荒木を振り切った

◇バンタム級トーナメント準々決勝6回戦
南出仁(セレス)[判定3-0(58-56×2、58-57)]荒木哲(斉藤)
 出場選手中最高位のランキングを持つ荒木(日本バンタム級8位)だが、アマ43勝22敗のサウスポー南出は臆せず最初からシャープな強打で威圧。荒木も長短の距離でフレキシブルに対応し、3回にはパンチで南出の右目上を切り裂く。

 しかし元気いっぱいの南出は5回に左ストレートを立て続けにヒット。最後まで動きは落ちず、激しく攻めてポイントを奪取した。最終6回は猛攻で荒木をフラリとさせて締めくくった。南出は4勝3KO無敗。荒木は14勝2KO2敗1分。

◇62.0キロ6回戦
力石政法(緑)[TKO5回終了]山口祥吾(唯心)
 日本ライト級9位のサウスポー力石は初回からすばやい左ストレートで思い切りよく攻め込み、山口にコーナーを背負わせる。左ストレートと右フックでその後も優勢に進めたが、山口のブロックで決定打は当てられなかった。最後は5回終了後に山口側が棄権。力石は6勝4KO1敗。山口は11勝6KO5敗3分。

 勝った力石は9月15日愛知・刈谷市あいおいホールで予定する次戦で、WBA世界S・フェザー級12位のフレディ・フォンセカ(ニカラグア)と対戦する。フォンセカは27勝18KO3敗1分のサウスポー。

湯場Jr、海樹は2回TKO勝ち

◇63キロ6回戦
湯場海樹(ワタナベ)[TKO2回26秒]キム・ジンス(韓)

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