8.24防衛戦の田中恒成 加納陸を仮想敵に公開スパー
2019年7月24日 22時27分
2019年7月24日 12時45分
先週金曜日19日(日本時間20日)米メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナル・ハーバーで行われたS・ライト級級12回戦で、11回終了TKO負け後、危篤状態に陥っていたマキシム・ダダシェフ(ロシア=IBF同級3位)が23日、息を引き取った。28歳だった。
ダダシェフはスブリエル・マティアス(プエルトリコ)に中盤以降、劣勢に追い込まれ、11ラウンドが終わるとチーフセコンドの元世界王者ジェームズ“バディ”マクガートがインターバルで棄権を決断。試合はIBF・S・ライト級挑戦者決定戦として行われた。同日のメインはティオフィモ・ロペス(米)vs中谷正義(井岡)のIBFライト級挑戦者決定戦。
チームの手を借りてリングを降りたダダシェフだったが、吐き気を催し昏倒。病院で緊急治療を受けた。それでも意識は戻らず脳手術を受け、容体が心配されていた。試合は無敗同士の一戦で、ダダシェフの終身戦績は13勝11KO1敗。相手のマティアスは14勝14KO無敗の強打者。
ロシアのサンクトペテルブルク出身のダダシェフは16年にプロデビュー。トップランクのサポートでキャリアを進め、昨年ダーレイス・ペレス、アントニオ・デマルコの元世界王者を連破して台頭。
3月にはリッキー・シスムンド(フィリピン=原田門戸のリングネームで日本でも活躍)に印象的なKOを飾っていた。マティアス戦はESPNが全米に中継したため、業界、ファンの反響は大きい。Photo/SUMIO YAMADA
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