末吉大のV5戦延期 8.11渡部あきのりOPBF戦ソウル
2019年7月28日 12時13分
2019年7月27日 20時53分
27日後楽園ホール「DANGAN226&ワタナベファミリー」のメイン、OPBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者の三代大訓(ワタナベ)が同級10位で元OPBFフェザー級王者の竹中良(ワタナベ)に8回1分56秒KO勝ち。3度目の防衛に成功した。
新旧王者対決はともに正統派。序盤はジャブの差し合い、駆け引きの応酬でペース争いとなる。竹中が左右のボディ、右を打ち込み、積極性では上回る。竹中は4回、右アッパーを決めて好機を作るが、ラウンド後半は三代が左で竹中の顔面を突き上げて反撃。4回終了時の採点は38-38×3だった。
中盤も技術戦が繰り広げられ、両者が激しくペースを奪いい合う。竹中は動きがよく、コンビネーションのスピードで上回る。しかし粘り強くチャンスを待つ三代は7回に攻勢を強め、竹中のガードの上から力強いパンチを打ち込んでいく。ラウンド終盤には三代の右で竹中がフラついたようにも見えた。
体力勝負になるとやはり三代だ。三代は8回に圧力をかけると、竹中は後退。捨て身でパンチを振り回したが、三代の右でキャンバスにダイブ。カウント中にタオルが投入された。
三代の話「練習では周りに覚醒したと言っていたけど、全然覚醒していなかった。まだまだ練習が必要。まだ世界はチラついてないけど、世界を目指してないわけじゃない。(出身の)島根県で世界タイトルマッチがしたい」。24歳の三代は8勝3KO1分。34歳の竹中は2階級制覇ならず。18勝11KO6敗1分。
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