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2019年8月3日 土曜日

井上岳志が2回KO勝ち WBOアジア王座返り咲き

 WBOアジアパシフィックS・ウェルター級王座決定戦が3日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のセミで行われ、元日本、OPBF、WBO・AP同級王者の井上岳志(ワールドS)がコムサン・ポンセーン(タイ=パトムサック・パトンポートン)に2回2分24秒KO勝ち。再びベルトを巻いた。

井上(右)は再起戦でいきなりベルトを巻いた

 WBO同級11位にランクされる井上は1月、WBO王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦して敗れて以来のリング。「ストレート系を意識して練習してきた」という井上は初回からジャブを盛んに出した。

 コムサンの武器は大きな軌道を描く右フックだが、井上はこれをブロッキングで防ぐと、ジャブから右、ボディ攻撃につなげる。2回に右を決めてロープに追い込み、左ボディを突き上げると、コムサンがたまらずダウン。ひざまずいたまま立ち上がれなかった。

 井上は14勝8KO1敗1分。「上下に打ち分けることができた。スタイルの変化? ジャブは出たと思うけど、距離が近いと注意され続けた。もっと遠い距離からフェイントを使って攻撃をしていかないといけない。一戦一戦勝って世界ランキングを上げて、また世界戦をやれるようにしたい」。36歳のコムサンは38勝24KO11敗1分1無効試合。

 前座では愛媛・新田高で国体2位の実績を持つ落合壱星(セレス)がB級デビュー。タイ人選手に3-0判定勝ちした。

大嶋(右)は初回以降、クレバーに戦って勝利

◇バンタム級8回戦
大嶋剣心(帝拳)[3-0(78-74×3)]ウィルベルト・ベロンド(比)
 日本バンタム級3位の大嶋は初回、ベロンドのパワフルな左フック、右ストレートを浴びていきなりピンチ。しかし、ここをしのぐと、脚を使いながらベロンドのビッグパンチを外し、左右のボディ、右ストレートをコツコツを当ててペースをつかんだ。後半は単発の右を浴びるシーンはあったものの、最後までおおむね試合をコントロールした。大嶋は6勝3KO1敗1分。ベロンドは14勝6KO4敗2分。

高橋(右)は途中攻めあぐんだものの最後はTKOで締めた

◇ウェルター級8回戦
高橋拓磨(ワールドS)[KO6回1分16秒]シティデット・バンティ(タイ)
 体格のいいサウスポー、シティデットはカウンターの左、右フックがなかなかの迫力。高橋は圧力をかけながらもタイ人を攻めあぐねた。しかし6回、高橋は左を使いながら右につなげてシティデットをキャンバスへ。タイ人は立ち上がったものの10カウントとなった。高橋はデビューから4連続KO勝ち。

◇S・フライ級6回戦
落合壱星(セレス)[3-0(59-56×2、59-55)]ラードチャイ・チャイヤウェード(タイ)

◇ミニマム級6回戦
伊佐春輔(川崎新田)[2-0(58-57、58-56、57-57)]山本要(ワールドS)

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