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奥本貴之がKOでV3 日本S・フライ級王座戦

2019年8月5日 0時11分

 グリーンツダジムの「第18回クラッシュボクシング」は4日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインの日本S・フライ級タイトルマッチ10回戦は、王者の奥本貴之(27=グリーンツダ)が挑戦者6位、ダイナミック健次(28=大鵬)を6回KOで下して3度目の防衛を果たした。

奥本(左)は6回に鮮やかにKO

 日本ユースS・バンタム級王座決定戦は、18年全日本同級新人王の日本同級17位、下町俊貴(22=グリーンツダ)が野村健太(22=仲里)を7回TKOで破ってユースタイトルを獲得した。

前日本王者の矢田は豪快KOで再起

 また、セミのウェルター級8回戦で、前日本王者の矢田良太(30=グリーンツダ)がインドネシア同級王者、ロバート・ココパルーを4回に右フックで倒して、再起戦を飾った。

◇日本S・フライ級タイトルマッチ10回戦
奥本貴之(グリーンツダ)[KO6回1分49秒]ダイナミック健次(大鵬)
 タイトル初挑戦の健次はこれまでのように思い切ったラッシュをかけず、ジリジリと前に出て奥本にプレスをかけた。サウスポーの奥本は右ジャブをよく伸ばし、ノーモーションで左ストレートをヒットした。

 健次はサウスポーが苦手なのか、奥本にパンチを見舞うことができず、左ストレートを顔面、ボディに浴びた。5回を終わった公開採点は3者とも50-45で奥本を支持した。

 4回に奥本がバッティングで右目じりをカットしたが、6回は健次がバッティングで眉間から出血。ドクターチェックの後、再び頭がぶつかり、健次がひるんだところに奥本の左ストレートが鮮やかに決まって、健次は背中からダウン。陣営からタオルが投入されたが、そのままテンカウントが数え上げられ、奥本が格の違いを見せつけベルトを守った。奥本は22勝11KO7敗4分。健次は11勝7KO4敗。

◇ウェルター級8回戦
矢田良太(グリーンツダ)[KO4回2分22秒]ロバート・コパ・パルエ(インドネシア)

◇バンタム級8回戦
田中一樹(グリーンツダ)[KO2回2分32秒]プラダティア・アルファレス(インドネシア)

◇日本ユースS・バンタム級王座決定8回戦
下町俊貴(グリーンツダ)[TKO7回1分3秒]野村健太(仲里)
 下町は1回終了間際にロープに詰めたところで左ストレートをヒットしてダウンを奪った。立ち上がりにリードを奪われた野村は右ストレートをヒットするなど2回からは立ち直って反撃に転じ、ボディを攻めた。

 下町は中盤は左を狙い過ぎて手数が少なくなったが、野村の出鼻に右フックを合わせて防戦した。7回、野村が攻勢に出たところに、下町の右フックが野村のアゴをとらえて、野村がダウン。立ち上がった野村に下町が一気にラッシュをかけてレフリーストップを呼び込んだ。

◇L・フライ級8回戦
タノンサック・シムシー(グリーンツダ)[KO3回1分46秒]メクティソン・マルガンティ(インドネシア)

◇S・フェザー級6回戦
高島裕樹(宮田)[2-1(59-55、58-56、57-58)木村テミン(グリーンツダ)

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