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石井渡土也と石川春樹が日本ユース決勝へ進出

2019年8月28日 0時31分

 27日後楽園ホールで行われた日本ユース・バンタム級王座決定トーナメント準決勝は、石井渡士也(REBOOT)と石川春樹(RK蒲田)の2名が決勝に勝ち上がった。

負傷判定ながら実力を見せた石井(左)

 元新人王で無敗の富施をプロ2戦目で堂々と破った18歳の石井は、試合後「決勝は判定まで行きません。自信あります」と早くもKO宣言。石川との対戦を盛り上げている。

 また、アマチュアで実績を残した新鋭同士が激突したDANGAN B級トーナメントL・フライ級決勝は堀川龍(三迫)が中嶋憂輝(角海老宝石)を6回判定で下し優勝。いずれも、フレッシュな選手たちによる見応えのある試合だった。

◇日本ユース・バンタム級王座決定トーナメント準決勝6回戦
石井渡士也(REBOOT)[負傷判定5回40秒3-0(49-46×2、50-45)]富施郁哉(ワタナベ)
 8戦全勝のサウスポー富施とプロ2戦目の石井が対決。初回、石井は富施の入りに左フックを合わせてダウンをマーク。その後もストレートのような左ジャブや迎撃の右ボディなど、鋭く力強いボクシングで富施を揺さぶる。富施も左ストレートを差し返して必死に対抗するが押され気味。

 5回にバッティングで負った富施の右目上の傷が続行不可能とされ、試合は終了となった。花咲徳栄高校時代にインターハイ準優勝などの実績(通算30勝14敗)がある石井はこれで2勝1KO。

3回TKO勝ちを収めた石川

◇日本ユース・バンタム級王座決定トーナメント準決勝6回戦
石川春樹(RK蒲田)[TKO3回2分57秒]高田篤志(J中津)
 タイミングをとりながらプレスをかける石川に対し、サウスポーの高田はコンビネーションで迎撃。3回も高田が左アッパーを巧打していたが、ギアを上げて強引に出た石川のフェイントからの右ストレートで腰を落とし、カウントを数えられる。ここぞと攻めた石川がダウンさせたところでストップ。石川は8勝6KO1敗。高田は6勝3KO2敗3分。

堀川(右)は中嶋とのアマ出身者対決を制した

◇DANGAN B級トーナメントL・フライ級決勝6回戦
堀川龍(三迫)[判定3-0(58-56×3)]中嶋憂輝(角海老宝石)
 プロ2戦目の堀川は臆せず先手の攻めでスタート。よく動き、インサイドの上下コンビネーションブローも積極的に使う堀川に対し、上体が浮いて攻めづらそうな中嶋。4回は中嶋が左フックや右ストレートで効かせてチャンスを作ったが、堀川は続く5回、脚を使いながらのヒットで相手の攻めをはぐらかす。ここを押さえたのは大きかった。最終回は中嶋の左ボディを食らったものの踏ん張り、文句なしの判定勝ちだった。中嶋は2勝2KO1敗。

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