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アラム氏が太鼓判「彼なら年8試合できる」

S・バンタム級王者ナバレッテ 1ヵ月弱でV3戦 
アラム氏が太鼓判「彼なら年8試合できる」

2019年9月13日 16時31分

 14日(日本時間15日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナで挙行されるタイソン・フューリー(英)vsオト・ヴァリン(スウェーデン)のヘビー級12回戦をメインとするトップランクのイベントで行われるWBO世界S・バンタム級タイトルマッチの会見が12日開催された。

王者ナバレッテ(左)に英雄フラッシュ・エロルデの孫が挑戦

 王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)は先月17日の防衛戦から4週間後の登場。試合間隔の短さが話題となる。「いつもラスベガスで世界チャンピオンとして独立記念日のイベントでファイトしたかった。機会を与えてくれた神に感謝したい」とコメント。

 相手のエロルデに関しては「彼はストロングでボクシングファミリーの出身でとても質が高い選手。でも前回から休みなく調整ができたから準備万端。ベルトを家へ持ち帰る」と“バケロ”(スペイン語でカウボーイ)ナバレッテは1ヵ月弱で行う3度目の防衛戦に自信を見せた。

 プロモーターのボブ・アラム氏もナバレッテの皆勤ぶりを歓迎。「ボクサーならできるだけたくさん戦いたいと思うもの。もし負傷もなく彼が望めば年に8回ぐらいファイトできるだろう」(アラム氏)

 世界初挑戦のエロルデはフィリピンの英雄ガブリエル“フラッシュ”エロルデの孫にあたる。「大きなチャンスで私にとり素晴らしい経験となる」と挑戦者。試合の通知を受けてから日数が少ないのは王者といっしょだが「これは千載一遇のチャンス。依頼の連絡をもらった時、チームと即答した。世界チャンピオンになるというのは誰もが持つ夢。それを現実にしたい。サンキュー、ミスター・ボブ・アラム」と偉大な祖父に追従するつもりだ。

 同じリングでは元IBF・S・フェザー級、元WBOライト級王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が、2月に現WBC・WBO統一S・ライト級王者ホセ・ラミレス(米)に挑戦して善戦したホセ・セペダ(メキシコ=米)とS・ライト級10回戦。また元WBC・S・フライ王者カルロス・クアドラス(メキシコ=WBCバンタム級2位)が同国のホセ・マリア・カルデナスとS・バンタム級10回戦を行う。Photo by Mikey Williams / Top Rank

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