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ライト級18歳、佐々木尽は初回TKOで決勝へ

“浪速の狂拳”亀田京之介 東日本新人王決勝進出 
ライト級18歳、佐々木尽は初回TKOで決勝へ

2019年9月26日 20時58分

 東日本新人王準決勝が25日、後楽園ホールで行われ、亀田3兄弟の従兄弟として注目を浴びるフェザー級の亀田京之介(協栄)は小出太一(鴻巣茂野)を3回TKOで下し、決勝進出を決めた。

亀田は3回にスキルの差を発揮してダウンを奪った

 ライト級の18歳、佐々木尽(八王子中屋)も持ち前の思い切りのいいファイトで豪快に初回TKO勝ち。無傷の7連勝(6KO)で決勝にコマを進めた。残りの準決勝はあす27日、後楽園ホールでゴングが鳴る。決勝は11月3日。

ライト級の佐々木(左)はこの日も強打爆発

◇ミニマム級
森且貴(大橋)[3-0(40-35×3)]初鹿健吾(八王子中屋)

◇L・フライ級
安藤教祐(KG大和)[2-0(39-38×2、38-38)]梶谷有樹(八王子中屋)

◇フライ級
具志堅広大(竹原&畑山)[2-1(38-37×2、37-38)]石井直輝(ワタナベ)

2回に試合を決めたS・フライ級の入稲福(左)

◇S・フライ級
入稲福敬(ドリーム)[TKO2回42秒]碇瑠偉(厚木ワタナベ)

◇バンタム級
永冨寛治(フラッシュ赤羽)[中止]酒井大成(角海老宝石)=棄権
※永冨が次戦進出

◇S・バンタム級
梅本耕孝(新日本木村)[3-0(39-36×3)]濱口大樹(ワタナベ)

S・バンタム級で決勝進出を決めた梅本(右)

◇フェザー級
亀田京之介(協栄)[TKO3回38秒]小出太一(鴻巣茂野)
 スピードのある亀田は距離を取って戦おうとした。初回は頭をつけてグイグイ前に出る小出にジャブ、アッパー、左ボディを打ち込んだが、2回に入るとファイターの小出にロープに押し込まれる展開になった。

 しかし亀田は3回、足を使ったアウトボクシングを心掛けるとジャブから右ストレートをヒットして小出をキャンバスへ。立ち上がったところに右アッパーをきれいに決めて2度目のダウンを奪うとノーカウントでストップとなった。

 亀田は4勝3KO1敗1分。「本当の決勝は12月(全日本新人王決定戦)。11月は通過点だけど、また練習をして次はもっといい試合を見せたい」。小出は1勝2敗4分。

ミドル級で決勝進出の舟津(右)

◇S・フェザー級
佐藤諄幸(厚木ワタナベ)[TKO2回49秒]村田零士(渡嘉敷)

◇ライト級
佐々木尽(八王子中屋)[TKO1回2分36秒]近藤哲哉(横田)

◇S・ライト級
本多航大(川崎新田)[TKO1回2分6秒]星大翔(角海老宝石)

◇ウェルター級
永田勝大(新日本木村)[3-0(38-37、39-37、39-36)]池谷一樹(宮田)

◇ミドル級
舟津純(伴流)[TKO3回2分25秒]歌津智也(宮田)

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