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ウシクの相手から違反薬物 代役はウィザスプーン

2019年10月9日 7時31分

 今週土曜日12日(日本時間13日)シカゴでヘビー級および米国デビュー戦を予定しているオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)だが、相手のタイロン・スポーン(スリナム=オランダ)から違反薬物が発見され、開催が危うくなっている。

 スポーン(34)はVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)が実施した抜き打ち検査で筋肉の発達などを促す薬物が見つかった。7日ESPNドットコムなどが伝えた。

 ウシクのマネジャーでロマチェンコやゴズディクらの王者を傘下に入れるエギス・クリマスは「ウシクは試合に備えてハードトレーニングを積んでいた。今回の出来事は完全に尊敬を欠いた行為。ウシクは非常に残念がっている」とコメントを発している。

 ウシク(32)は5月、ヘビー級のカルロス・タカム(カメルーン=フランス)と米国で対戦する予定だった。しかしこの時は自身が右腕の筋肉を傷め試合をキャンセルした。

 クルーザー級で4つのメジャータイトルを統一し“比類なき王者”の称号を手にしたウシクは果たしてリングに立てるのか? イベントを米国に中継するストリーミング配信サービスDAZNの推進役エディ・ハーン・プロモーターは早速、新しい対戦者選びを開始した。

 そしてボクシングシーン・ドットコムによるとウシクはチェズ・ウィザスプーン(米=38)と対戦する運びになった。ウィザスプーンは元世界ヘビー級王者ティム・ウィザスプーンのいとこにあたり、これまで38勝29KO3敗。一時ホープだったセス・ミッチェル(米)に3回TKO負け、クリス・アレオーラ(米)に失格勝ちなどが主な戦績。

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