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元世界王者の山口圭司ジュニアが初回TKOデビュー

高橋悠斗が日本L・フライ級新王者 
元世界王者の山口圭司ジュニアが初回TKOデビュー

2019年10月10日 21時01分

 日本L・フライ級タイトルマッチが10日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われ、挑戦者4位の高橋悠斗(K&W)が王者の堀川謙一(三迫)に2-0判定勝ちで新チャンピオンに輝いた。堀川は2度目の防衛に失敗した。前座では、元WBA世界L・フライ級王者の山口圭司さんの息子、山口臣馬(白井・具志堅)がプロデビュー戦に初回TKO勝ちした。

ベテラン堀川の王座を攻略した高橋

 じわじわと圧力をかける高橋に対し、堀川はポジションをこまめに変えながら対応。スタートは堀川がうまく高橋をさばいていたが、高橋のプレスが徐々に効いてくる。高橋は3、4回、打ち終わりに右ストレート、左フックを合わせ、右アッパーもうまく使って前半戦を48-47×2、49-46でリードした。

 39歳のベテラン堀川はリードを許しても落ち着いていた。バッティングで左右の目の上をカットしながらも左ボディを軸に攻め、7回には打撃戦で体をうまくぶつけて高橋を押し込み、左ボディと右フックを打ち込んでペースを上げていく。

 しかし高橋も負けじと攻め、終盤は互いに譲らず、泥臭い打ち合いに。軍配は高橋に上がった。スコアは97-93、96-94、95-95.高橋は11勝5KO4敗。2度目の王座の2度目の防衛戦に失敗した堀川は40勝13KO16敗1分。

◇S・フェザー級8回戦
それいけ太一(湘南山神)[3-0(78-74、79-73、80-72)]斉藤正樹(TEAM10COUNT)
 太一が圧力をかけて一発を狙い、日本ライト級12位の斉藤が迎え撃つ展開は、クリンチが多くかみ合わせが悪かった。それでも太一は中盤からジャブを決め、終盤はパンチをまとめて判定をものにした。太一は7勝5KO2敗。斉藤は15勝5KO15敗6分。

それいけが斉藤を撃破

◇56.0キロ6回戦
今村和寛(フジタ)[3-0(58-57、58-56×2)]遠藤清平(RK蒲田)

◇S・フライ級6回戦
吉野ムサシ(八王子中屋)[2-0(58-56×2、57-57)]山田大輔(輪島功一S)

デビュー戦に圧勝した山口臣馬

◇56.0キロ4回戦
山口臣馬(白井・具志堅S)[TKO1回40秒]バンチャー・ナテイーキリカーン(タイ)
 山口圭司さんの息子で、沖縄水産高で29勝7RSC14敗の戦績を残した山口がプロデビュー戦。タイ人選手を右一撃で倒す初陣となった。
山口の話「パンチに自信があるかと言われたらそんなにあるわけじゃないけど、左でフェイントをかけてタイミングよく右を当てられたと思う。まずはユースタイトルを狙いたい。目標? もちろん世界チャンピオンです」。

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