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4階級制覇の井岡一翔 8度目の大みそかでV1戦

2019年10月10日 14時42分

 日本人男子初の世界4階級制覇王者、WBO世界S・フライ級チャンピオンの井岡一翔(Reason大貴)が10日、東京・赤坂のTBSで記者会見を開き、12月31日の大田区総合体育館でランク1位の指名挑戦者ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)と初防衛戦を行うと発表した。

「1年の最後に試合ができるのはうれしい」と井岡

 井岡(30歳=24勝14KO2敗)は6月、アストン・パリクテ(比)との王座決定戦を制し、S・フライ級は2度目のチャレンジで4階級制覇を成し遂げた。背水の陣で勝利した井岡は「ボクサーとしての名も、男としての株も上がったと思う」と6月の試合を振り返った。

 初防衛戦の対戦相手、シントロン(24歳=11勝5KO1無効試合)はプエルトリコ代表としてオリンピックに2度出場し、ロンドン五輪でベスト8入りしたサウスポー。8月に世界挑戦経験のある江藤光喜(白井・具志堅S)との挑戦者決定戦に大差判定勝ちを収め、今回のチャンスを手に入れた。

「簡単な試合にはならない」とも発言

 井岡は「よく動き回る、足を止めない選手。オリンピックに出ているので技術も高いという印象」と指名挑戦者を評価。サウスポーとの対戦は13年5月、WBA・L・フライ級王座の防衛戦でウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)を9回TKOで下して以来となるが、「世界戦では足を使って楽に戦えないということを教えたいですね」と強気に言い放った。

 6月の試合以降は走り込み、筋トレ、ジムワークで基礎を作ってきたという井岡。今月下旬には妻と8月に生まれた長男を連れてラスベガスに渡り、2カ月にわたるスパーリング合宿で仕上げていく予定だ。

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