拳四朗が統一戦に自信「距離を保てば全然問題ない」
2019年10月16日 16時52分
2019年10月16日 15時06分
トリプル世界タイトルマッチ(12.23横浜アリーナ)の発表記者会見が16日、東京・九段下のホテルグランドパレスで行われ、WBAミドル級王者の村田諒太(帝拳)と挑戦者のスティーブン・バトラー(カナダ)が抱負を語った。
7月に一度は敗れたロブ・ブラント(米)を2回TKOでリベンジし、ベルトを取り戻した村田。初防衛戦の相手は当初、ウェルター級でスーパースターのマニー・パッキャオ(比)を下し、階級アップしたジェフ・ホーン(豪)が候補に挙がっていたが、ホーンがノンタイトル戦試合に敗れ、いくつかの候補をへてバトラーに落ち着いた。
33歳の村田は「ホーンだったらテンションが上がりやすかったかもしれない」と笑いながらも、「それは運命。バトラーに対してベストを尽くす、集中するだけ」とコメント。KO率の高い24歳の挑戦者については「バンバンというニックネームがついているように好戦的なイメージがある。かみ合う相手だと思う」と評価した。
会見で村田は「前回の試合を評価していただいたけど、これで満足しているわけじゃない。やりたいこと、かなえたい夢がある。この試合を夢をかなえる第一歩にしたい」と切り出した。「日本人のプロボクサーとしてある程度の名声をいただいた。でもボクサーの中でトップ・オブ・トップかといえばそうではない。それが正直なモチベーションになると思う」とも。
WBAの正規王者に満足することなく、ミドル級で世界のトップを走る現2冠王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)や元統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)をあくまで目指すという意気込みだ。
その上で村田は「モチベーションのコントロールが大事になる。まずはこの試合に集中したい」と一戦必勝を宣言。ブラントとの第2戦で確立したスタイルを武器に、まずは初防衛戦突破に全力を注ぐ。
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