ブラッドリー×マルケス戦の前夜11日（日本時間12日）、会場となるラスベガス・トーマス&マック・センターに地元ホープが登場。それぞれ勝利を飾った。

　メインでは主要4団体でランクインするウェルター級のジェシー・バルガス（米＝IBF5位）がニューヨーク在住のガーナ人レイ・ナーと10回戦。初回、左カウンターを決めるなど出だしからバルガスが優勢。その後パンチの応酬でナーも沸かせたが、最終10回、バルガスは痛烈な左フックでダウンを奪い、勝利を決定づけた、スコアは97-92に98-91が2者。デラホーヤの元トレーナー、ロベルト・アルカサールの愛弟子バルガス（24）は7試合連続判定勝ちながら23勝9KO無敗。

　またWBO･S･バンタム級8位ジェシー・マグダレノ（米）はラウル・イダルゴ（メキシコ）と対戦。サウスポーのマグダレノは初回、連打で倒した後、3回に2度ダウンを追加して2分55秒TKO勝ち。兄のS･フェザー級ランカー、ディエゴから肩車されたマグダレノ（21）は17勝13KO無敗。Photo/BoxingScene.com