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ホープ川浦龍生が7連勝 来年はタイトル挑戦へ

2019年11月20日 21時24分

「アンタッチャブルファイト30」が20日、後楽園ホールで開催され、メインのS・フライ級8回戦に日本同級5位、川島ジム期待の川浦龍生が登場。フィリピン同級4位のジョイジョイ・フォルメンティラに3-0判定勝ちを収め、デビューからの連勝を7(4KO)に伸ばした。スコアは79-73×3。

来年はタイトル挑戦を見据える川浦(左)

 サウスポー対決。初回は鋭いジャブの交換からスタート。川浦はジャブから左右のボディにつなげ、フォルメンティラの動きを一瞬止める。初来日のフォルメンティラはコンビネーションが速く、目もよさそうだが、シューズがズルズル滑っているのが気になる。

 打ち終わりを狙う川浦は3回、右フックを決めるとフォルメンティラもスイッチオン。テーピングでシューズの滑りをおさえ、上下のコンビネーションで川浦に迫った。川浦は右フックを合わせて対抗。試合は互いに駆け引きし、カウンターを取りあうという見ごたえのある技術戦となっていった。

 川浦は6回に左ストレートを決めてチャンスを作り、7回も左ストレート、左右ボディを次々に打ちこんで相手を追い込んでいく。フォルメンティラは最後まで対抗したが、川浦は8回も鋭い左を決めてゴングを聞いた。川浦は7勝4KO。フォルメンティラは11勝7KO4敗。

川浦の話「1、2ラウンドに左拳を痛めてしまった。自分のほうが身体が大きかったので、ジャブで入らせないようにして、入ってきたところに合わせるだけのボクシングになった。ジャブをけっこうもらったし、全然ダメです。タイトルも見えてきてますけど、もっと心を入れ替えて、いつでもやるんだという気持ちでがんばるつもりです」

◇女子ミニマム級8回戦
鈴木菜々江(シュウ)[3-0(77-73×2、78-73)]キャナラット・ヨーハンゴー(タイ)
 前日本アトム級王者の鈴木が前に出て、OPBFミニマム級4位のキャナラットがカウンター狙い。タイ人は鋭いカウンターを何発か見せたが、試合はすぐにクリンチ、ホールドという状態が続いた。キャナラットは3、7回にホールディングで減点1。鈴木は10勝1KO3敗1分。キャナラットは7勝4KO4敗。

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