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ウェルター級ライバルに関心なし?

絶対王者クロフォード「次はミドル級でやる」 
ウェルター級ライバルに関心なし?

2019年12月12日 15時28分

 今年のトップランク社のイベントの掉尾を飾るWBOウェルター級タイトルマッチの会見が11日行われ、王者テレンス・クロフォード(米)と挑戦者1位エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)が決意を語った。試合はスポーツ専門チャンネルESPNが全米に中継する。

クロフォード(左)リトアニア初の王者を狙うカバラウスカス

 世界初挑戦のカバラウスカス(21勝17KO1分)は米国でキャリアを展開。無敗で世界ランキングを上昇したが、前回、中堅ランカーのレイ・ロビンソン(米)に苦戦。分の悪いドローに終わった。

 それでなくても現役最強ボクサーの一人、リング誌PFPランキング4位のクロフォードが相手では不利の予想が立つ。しかしリトアニア初の世界王者を目指す挑戦者は「最強のクロフォードに勝てば私が世界一になれる。土曜日の夜が待ちきれない」と闘志を燃やす。

 一方、絶対有利を予想されるクロフォード(35勝26KO)にはウェルター級王者と強豪が集中するライバルプロモーションPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)所属の選手との対決に質問が集中した。

 これに対してクロフォードは「PBCで実績をあげているのはパッキャオだけ。他のエロール・スペンス、キース・サーマン、ショーン・ポーター、ダニー・ガルシアは彼らが私を必要としているだけで私は彼らを必要としていない」とバッサリ斬り捨てた。

 今回のカバラウスカスに関してクロフォードは「彼は2度オリンピックに出場しているし今まで無敗。ロビンソンはやりにくい選手だから(苦戦は)しょうがない。グレートなファイトになる」と相手を立てた。

 そして「次は?」という質問に「160ポンド(ミドル級)に上がる。私が冗談を言っているように聞こえるけど、次の試合はミドル級だ」と発言。試合後の成り行きが注目される。

 試合会場はニューヨークのマジソンスクエアガーデン。日本では15日午前11時からWOWOWで生中継される。Photo by Mikey Williams / Top Rank

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