上田龍が3人目の日本ヘビー級王者に
クルーザー級も視野に「世界を目指す」
2019年12月15日 19時29分
2019年12月15日 19時18分
15日、愛知県刈谷市のあいおいホールのセミで行われたチャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦(L・フライ級)は、日本L・フライ級1位の矢吹正道(緑)が同級2位芝力人(RK蒲田)を5度倒して4回1分53秒TKO勝ち。圧勝で日本タイトル挑戦権を手にした。
このクラスでは長身の矢吹は左ジャブがよく、立ち上がりから芝をけん制。芝もトリッキーな動きでかく乱を試みるが、矢吹が惑わされることはなかった。2回、ワンツーで芝がひるんだのを見逃さず追撃し、矢吹はダウンを奪う。再開後、逆ワンツーから連打でまたも倒す。
芝も矢吹をおびき寄せてクイックな迎撃を狙うが、ワンツーのつなぎも速い矢吹の勢いを止めきれない。迎えた4回、矢吹は左のダブルでまずこの回最初のダウンをマーク。立ち上がった芝を追撃して2度目、それでも再開に応じた芝を最後は左ボディでフィニッシュした。
矢吹は「ちょっとやりづらいと思ったけど、6ラウンド以内に倒すと決めていた」と涼しい顔。これで次戦での日本タイトル挑戦を決め、「ちょっと難しい試合になるかもしれませんが、支えてください」と地元のファンに呼びかけた。
試合後はチャンピオン高橋悠斗(K&W)もリングに上がり、「興奮しました。本当にいい選手」と矢吹を祝福。そして「僕のファイトスタイルはホントに打ち合いなので、思い切り殴り合えたらうれしい」と高橋は語った。カーニバルはL・フライ級もおもしろそうだ。矢吹は10勝10KO3敗。芝は4勝2KO1敗。
またこの日の前座で元OPBF女子S・バンタム級王者でモデルボクサーとして注目された高野人母美(緑)がフライ級に落として移籍初戦に臨み、近藤佐知子(駿河)に6回判定勝ちだった。
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