2019年12月18日水曜日

拳四朗の挑戦者ペタルコリン 番狂わせに意欲

 WBC世界L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)に挑戦するサウスポー、同級12位のランディ・ペタルコリン(比)が18日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開。V6王者撃破に静かに闘志を燃やした。

黙々と練習をこなしたペタルコリン

 IBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)の欠場により、急きょ挑戦者に抜擢されたペタルコリン。準備期間は1ヵ月と短かったが、10月の試合を終えて既にトレーニングは再開していた時期だったこともあり、「トレーニングの量を2倍にして試合に向けて仕上げた」。前WBOミニマム級王者ビック・サルダールらと計70ラウンドのスパーリングを重ねて日本に乗り込んだ。

 来日は今回が2度目。前回は3ヵ月ほど前で、WBO世界フライ級王者、田中恒成(畑中)のスパーリング・パートナーとして2週間ほど名古屋に滞在した。日本人選手と初めて拳を合わせ、「田中の強さを感じた」というペタルコリンは、田中とのスパー経験を今回の試合にいかすつもりだ。

 プロモーターのピーター・マニアティス氏は「みなさんは拳四朗が勝つと予想しているだろうが、これはペタルコリンにとって大きなチャンス。勝利を手にできるように全力を尽くす」とアップセットを宣言した。

 この日の練習は軽め。視察に訪れた加藤健太トレーナーは「これだけでは何も分からないけど、前体重なのはわかった」としっかりペタルコリンの特徴をチェック。打ち気にはやり、前のめりになりがちな拳四朗の手綱を締め、距離をキープしながら戦うことをあらためて確認した。


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