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デイビス最終回KO勝ち ガンボア倒し2階級制覇

2019年12月29日 16時20分

 今年の米国のボクシング・イベントを締めくくるダブルタイトルマッチが米アトランタのステート・ファーム・アリーナで28日(日本時間29日)行われ、メインのWBA世界ライト級“レギュラー”王座決定戦は、WBA1位ジェルボンテ・デイビス(米)が2位ユリオスキス・ガンボア(キューバ)に最終12回1分17秒KO勝ち。S・フェザー級に続き2階級制覇を果たした。WBAライト級の“スーパー”王者にはワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が君臨する。

ベテランのガンボアを追い込むデイビス(左)

 2回、サウスポーのデイビスの左が決まり、ガンボアがマットに落ちる。3回以降、ストップ勝ちを狙って攻め込むデイビスに38歳のガンボアが抵抗。7回には手数を出して反撃する。しかし8回終了間際、またも左フックでデイビスは2度目のダウンを奪う。

 再びペースを取り戻したデイビスのアタックにガンボアはクリンチで対抗。しかし10回にダメージを受けたキューバ人は11回を辛うじて逃げ切る。最終回、デイビスの左アッパーが炸裂すると、ガンボアは腰からダウン。ジャック・レイス主審はノーカウントで試合を止めた。デイビス(25)は23勝22KO無敗。ガンボアは30勝18KO3敗。

パスカル(左)とジャックは激戦となった

 セミ格のWBA世界L・ヘビー級“レギュラー”王座タイトルマッチは、王者ジャン・パスカル(ハイチ=カナダ)が挑戦者バドゥ・ジャック(スウェーデン)に2-1判定勝ちで防衛。ベテラン同士の対戦はハードな打撃戦が繰り広げられ、4回に倒したパスカルに対し終盤追い込んだジャックが最終回にダウンを奪い返して終了。公式スコアは2ジャッジが114-112でパスカルを支持、もう一人は同じスコアでジャックだった。Photo from Amanda Westcott/SHOWTIME

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