2020年1月12日日曜日

2020国内初興行 内山トーナメントは海外勢優勝 
デスティノ空転、高畑里望は強打に撃沈

 2020年の国内初興行が12日、後楽園ホールで開催され、「内山高志 presents KNOCK OUT DYNAMITE 賞金マッチトーナメント」は、65キロ級がトゴルドル・バットツォグト(モンゴル)、60キロ級がマービン・エスクエルド(比)が優勝を飾り、優勝賞金50万円を獲得した。

デスティノは最終回にダウンを奪われた

 予定されていた56キロ級の無敗対決は、山内祐季(真正)のけがにより中止(現時点では延期の予定)。山内と対戦する予定だった佐々木蓮(ワタナベ)が優勝賞金50万円を手にした。

■内山高志KODトーナメント5回戦決勝
◇60.0キロ
マービン・エスクエルド(比)[TKO4回2分41秒]高畑里望(ドリーム)
 初戦で初回KO勝ちのエスクエルドがスタートから振り回した。長身の日本S・フェザー級10位、高畑は距離を取り、近づいたらクリンチで対処。高畑は2回に手数を増やしたが、ラウンド終盤に右ストレートを浴びて痛烈にダウン。カウントアウトになってもおかしくないところ、辛うじてゴングに救われた。

高畑は追い上げたものの4回に沈んだ

 3回にフィニッシュを狙ったエスクエルドはチャンスを逃して失速。高畑はここから追い上げたが、4回に右をカウンターでもらってダウン。ストップとなった。エスクエルドは16勝10KO2敗1分。優勝賞金とKO賞合わあせて60万円獲得した。40歳の高畑は16勝6KO9敗1分。

◇65.0キロ
トゴルドル・バットツォグト(モンゴル)[3-0(48-46、49-45×2)]デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)
 元ドミニカ共和国王者で日本S・ライト級6位の35歳デスティノが圧力をかけ、アマ106戦の20歳は動き回りながらジャブ、カウンターを狙った。デスティノがドゴルドルをつかまえられずストレスをため、モンゴル人の軽打を重ねた。

 デスティノはドゴルドルを追いかけ続けたものの、最終回はドゴルドルが攻めの姿勢に転じ、右でデスティノからダウンを奪い、勝利を引き寄せた。デスティノは26勝24KO6敗2分。トゴルドルはデビュー2連勝。

大森は最終回に左が炸裂した

◇フェザー級5回戦
大森将平(ウォズ)[TKO5回1分18秒]ダニー・タンピピ(比)
 サウスポー対決。身長とスピードで上回る大森は初回から上下に打ち分けて優勢。粘るタンピピに3回、左ボディフックでダメージを与えた。大森は最終回、左ストレートをヒットしてラッシュ。ストップ勝ちを呼び込んだ。

 大森は昨年8月、OPBF・S・バンタム級王者の勅使河原弘晶(輪島功一S)に敗れてからの再起戦を飾った。戦績は21勝16KO3敗。タンピピは9勝5KO11敗2分。

土屋(左)は3冠王者の吉野とスパー

 2年半ぶりに復帰戦の予定ながら、対戦相手が来日できずに試合が中止になった元日本ライト級王者、土屋修平(Reason大貴)はライト級3冠王者(日本、OPBF、WBO・AP)の吉野修一郎(三迫)と2分2ラウンドのスパーリングを披露した。