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世界王者の京口紘人は「4月か5月に防衛戦」

谷口将隆が日本・OPBFミニマム級“変則”2冠戦 
世界王者の京口紘人は「4月か5月に防衛戦」

2020年1月29日 13時28分

 チャンピオンカーニバルで唯一カードも決まっていなかった日本ミニマム級戦は、同級1位谷口将隆(ワタナベ)がOPBF同級王座リト・ダンテ(比)と対戦することになった。試合は3月17日、後楽園ホールで行われ、ダンテの保持するOPBF王座もかけられる変則ダブルタイトルマッチとなる。

28日後楽園ホールであいさつする京口(右)と谷口

 日本ミニマム級は、前チャンピオン田中教仁(三迫)が今月に入って王座を返上。カーニバルで田中に挑むはずだった谷口とランカーによる王座決定戦が行われる予定だったが、これは調整がつかなかった。

 そこで適用されたのがJBC(日本ボクシングコミッション)の「OPBF加盟国ボクサーの日本タイトル挑戦」ルール。挑戦資格のある日本ランカーがいないなど、タイトルマッチがどうしても組めない場合に限り、OPBF加盟国選手と日本タイトルを争うことが可能となる。今回はこのケースにあたると判断された。

 29歳のダンテは16勝8KO11敗4分の右ファイター。最新の試合は来日して谷口の後輩の重岡雄大と無冠戦で対戦し、6回判定負けしている。OPBFタイトルは昨年3月、谷口が敗れている小浦翼(E&Jカシアス)を12回TKOで破り獲得した。

 28日にリング上で試合を発表した谷口は「僕がダンテに勝てば、間接的に小浦選手へのリベンジにもなる」とやる気満々。また同じくリングに上がったWBAスーパーL・フライ級王者の京口紘人(ワタナベ)は、次戦について「4月か5月に決まると思う」と語った。

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