“プリンス”畑中建人がWBCユース・フライ級V2
年内に日本、東洋太平洋タイトル目指す
2020年2月12日 0時55分
2020年2月11日 12時13分
8日(日本時間9日)、WBAバンタム級“レギュラー”王座を獲得したギジェルモ・リゴンドウ(キューバ=写真)がWBA“スーパー”・IBF同級王者の井上尚弥(大橋)戦を熱望している。39歳のビッグネームは井上戦にたどり着けるのだろうか─。
元S・バンタム級2冠王者のリゴンドウは8日、元WBA・S・フライ級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と対戦して、7回にダウンを奪っての2-1判定勝ち。消極的な試合運びを批判する声がいつものようにあったとはいえ、39歳という年齢ながら一定の実力を示した。
ボクシングシーンによると、リゴンドウは試合後、「次は“モンスター刈り”をしたい。井上戦だ。WBAバンタム級スーパー王座戦に進みたい」と井上を指名。さらに「以前、私は自分よりも大きな選手と戦ってきた。今は私のクラスだ」とバンタム級がベストウエートであることを強調した。
バンタム級近辺の選手にとって“モンスター”との対戦は最も魅力的なカードであり、多くの選手がイノウエの名前を口に出して対戦をアピールしている。リゴンドウもその中の一人にすぎないとも言えるが、元五輪2大会金メダリスト、S・バンタム級でWBA・WBO王座を保持していた実績は群を抜く。
井上が昨年、WBSS決勝で激戦の末に下した元4階級制覇王者ノニト・ドネア(比)とは2013年4月に対戦し、10回にダウンを奪われながら判定勝ち。14年大みそかには日本で天笠尚と防衛戦を行っており、これらの事実も井上との対戦をアピールする上でプラス材料になるかもしれない。
一方で、現在はアル・ヘイモン氏の傘下でキャリアを進めるリゴンドウが、かつて袂を分かったボブ・アラム氏のトップランクに共同プロモートされる井上と対戦にこぎつけるには、それなりのハードルがあるだろう。いずれにせよ、主導権を握っているのは井上サイドである。
井上は4月25日、米ラスベガスでWBO王者ジョンリール・カシメロ(比)と3団体統一戦を行う。残るWBCは、王者ノルディーヌ・ウバーリ(仏)がドネアとの指名試合をオーダーされている。
井上はカシメロ戦に勝利することができた場合、かねて目標としている4団体統一戦に突き進むのか、それとも別の相手とファイトするのか。井上の動向をライバルたちは固唾をのんで見守っている。
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