2020年2月22日土曜日

極上ホープ中谷潤人 試合想定12ラウンドスパー 
4.4世界初挑戦に向け追い込み加速

 4月4日に後楽園ホールでWBO世界フライ級王座をかけてジーメル・マグラモ(比)と対戦する中谷潤人(M.T=写真)が22日、試合を想定した12ラウンドのスパーリングを行った。

疲労をものともせずスパーに励む中谷(右)

 日本ユース・バンタム級王者の石井渡士也(REBOOT.IBA)と8ラウンド、そして岡田隆志トレーナーと4ラウンド。熱海の走り込み合宿(17〜19日)の疲れもまだ残る中、長丁場の実戦練習を志願した。

 サウスポースタンスで長短の距離を操って、まずは上々の調子に見えた。「12ラウンドのスパーは、ペース配分の練習にもなります」と中谷は落ち着いた表情。

 鋭い踏み込みからのパワフルな攻撃が持ち味の石井は「以前からスパーをしていますが、距離感だけでなく、パワーも増している感」と分析し、「チャンピオンになるんじゃないですかね」と中谷の戴冠を予想していた。

 岡田トレーナーは器用に仮想マグラモを演じ、右リードからの入りや左ボディーなどで中谷のイメージを掻き立てていた。「前(右)の手で相手を入らせないようにしたいし、それを潜ってきて、巻き込まれた場合の対処法も考えてやっています」と中谷は言う。

 映像で見る限りマグラモは対サウスポー戦がうまい印象を与えるが、「自分のような背の高い相手とはあまり戦っていないと思うので、そのあたりの長所も生かしつつ戦うつもりです」(中谷)。今後も、石井やアマチュア選手を相手にスパーリング練習を積み、3月1日にキャンプトレーニングのため米国に向かう。