元4階級制覇マイキー 再起戦で元王者対決に勝利
2020年3月1日 19時07分
2020年3月1日 18時58分
29日(日本時間1日)米テキサス州ダラス近郊フリスコで挙行されたWBA世界S・フライ級タイトルマッチは、挑戦者で元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)が王者カリド・ヤファイ(英)に9回29秒TKO勝ち。17年、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に敗れて失った世界王座に3年ぶりに復帰した。
初回からボディー攻撃を仕掛けたゴンサレスは2回にも左アッパーを命中させるなど優位に立つ。なおもボディー打ちを中心に攻め立てると、ヤファイは2度マウスピースをこぼし中断が入る。
5回、得意の多彩なアングル取りからアッパー、左右ボディーで有利に進めるゴンサレスに対し、ヤファイも右ボディー、ワンツーを返して反撃。6回に発生した偶然のヘッドバットでゴンサレスは右目をカットする。
しかしロマゴンの士気は衰えず、同じ6回またも激しくチャージ。パウンド・フォー・パウンド最強と呼ばれた当時を彷彿させるアタックでヤファイを防戦に追い込む。そして8回、右でヤファイをのけ反らせるとボディー連打で追い込み王者にヒザを着かせた。
迎えた9回、攻め込んだロマゴンが右クロスをアゴに痛打するとヤファイは背中からキャンバスへダイビング。立ち上がりかけたが脚が定まらず、ルイス・パボン・レフェリーがストップをコールした。
試合を全米に中継したストリーミング配信DAZNも「キングが帰ってきた」とニカラグア人の勝利を称えた。ロマゴンは49勝41KO2敗。6度目の防衛に失敗したヤファイは初黒星。26勝15KO1敗。Photos/SUMIO YAMADA
■S・フライ級世界王者
WBA ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)
WBC フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
IBF ジェルウィン・アンカハス(比)
WBO 井岡一翔(Reason大貴)
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