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B級プロテスト合格で5.28デビュー戦へ

大橋ジム期待の20歳コンビ 松本圭佑&中垣龍汰朗 
B級プロテスト合格で5.28デビュー戦へ

2020年3月4日 18時07分

 大橋ジムからプロ入りを表明した20歳、松本圭佑と中垣龍汰朗が4日、横浜市内のジムでB級プロテストを受験して合格。S・バンタム級の松本とS・フライ級の中垣はそろって5月28日、後楽園ホールでデビューする予定だ。

合格発表を指さす中垣(左)と松本

 松本は元日本、OPBFフェザー級王者で世界タイトルにも挑戦した松本好二トレーナーの長男。今後は親子で世界チャンピオンを目指すことになる。テストに合格した松本は「プロになったという実感はないけど、これからは自覚を持ってやっていきたい」と集まった報道陣に笑顔を見せた。

 この日は東農大の同期、同じく2年生で大学中退、プロ転向を選択したサウスポー中垣と3ラウンドのスパーリングを披露した。互いにアマチュアで磨いた技術は高く、今後の活躍に期待を抱かせる内容だった。

 宮崎・日章学園高時代に全国大会を5度制した中垣と松本は高校時代に何度か対戦しており、1年生のインターハイL・フライ級決勝では中垣が勝利。「すごく研究されていた。練習に対する姿勢は学ぶものが多い」とは松本の中垣評だ。

松本(左)と中垣、やはり技術レベルは高い

 一方、「今日は記者さんがたくさんいたので緊張した」という中垣は「圭佑はくっついても、離れても戦えるオールマイティーなボクサー。身近にいるのは刺激になる」とこちらも松本の存在を歓迎した。

 大橋秀行会長は「強くなるためにはジムの中にライバルが必要。自分がヨネクラジムにいたときは中島俊一さんがそうだった。2人で切磋琢磨して強くなってほしい」と若きホープたちに期待を寄せた。

 なお、東京でのプロテストは通常、後楽園ホールの興行前に行われるが、新型コロナウイルス感染防止を理由に3月中の興行がすべて中止になったため、今回は特別に大橋ジムでテストが実施された。

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