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メイウェザーの叔父 元世界王者ロジャー氏死去

2020年3月18日 11時09分

 元パウンド・フォー・パウンド・キングのフロイド・メイウェザーの叔父でトレーナーとしても活躍した元世界2階級制覇のロジャー・メイウェザー氏が亡くなった。58歳だった。メイウェザー・プロモーションズが17日、明らかにした。

メイウェザーのトレーナーを務めるロジャー氏(右後方)

 メイウェザーは「叔父は私にとってリングの中でも外でも最も重要な人物の一人だった。ロジャーは偉大なチャンピオンで、ボクシング界のベスト・トレーナーの一人だった。不幸にもここ数年は健康を害し、いま安らかに眠ることができた。私たちにとっては大きな喪失だ」との声明を発表した。

 ロジャー氏はメイウェザーの父、フロイド・メイウェザー・シニアの弟。1981年にプロデビュー。83年1月にサムエル・セラノ(プエルトリコ)を下してWBA・S・フェザー級王座を獲得し、2度の防衛に成功した。

その後はフリオ・セサール・チャベス(メキシコ)、パーネル・ウィテカー(米)ら当代の実力者に敗れたが、87年に浜田剛史から王座を奪い返したWBC・S・ライト級王者レネ・アルレドンド(メキシコ)を下して2階級制覇を達成した。同タイトルを4度防衛後に王座から陥落。99年までリングに上がった。

 現役引退後はトレーナーに転身し、2000年代に甥のメイウェザーをサポート。5階級制覇を達成した甥の快進撃を支える一方で、暴行罪で収監されるなどトラブルも多かった。その後は健康上の問題をいくつも抱え、13年ごろにはトレーナー業を離れていた。

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