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「気持ちを意識して切り替えた」

世界戦延期の中谷潤人がアメリカ合宿から帰国 
「気持ちを意識して切り替えた」

2020年3月17日 22時14分

 世界初挑戦がコロナ禍で延期となった中谷潤人(M.T)が17日、合宿先のアメリカから帰国した。

羽田空港で明るい笑顔を見せた中谷

 中谷は4月4日後楽園ホールでジーメル・マグラモ(比)と空位のWBOフライ級王座を争う予定が、プロボクシング興行の4月いっぱいの中止・延期が決定。

 これを受けてロサンゼルス合宿を月末まで延ばす計画もあったが、米国内でもコロナウイルスの感染拡大が深刻となり、当初の予定通りの帰国となった。それでも帰りのロサンゼルス発のアメリカン航空が欠航となり、急きょサンフランシスコ経由の便に変更する羽目となった。

 試合延期の知らせは、ロサンゼルスで受けた。しかし出発前から「もしかしたら(延期もあり得る)と思っていたので、気持ちを意識して切り替えました」と中谷。2週間の滞在で約70ラウンドのスパーリングをこなし、トレーニングそのものは順調だったようだ。体重もいまは少し戻している。

 帰国して明日にもジムワークを再開するつもり。「実戦練習も入れながら、体を動かしていきたいです」と相変わらずホープは意欲的だ。

 ここ数日でコロナウイルスの流行が全米規模となり、ロサンゼルスも例外ではない。中谷によると、「ジムからも人が減りました」という。しばらく施設を閉めることを検討するジムもあるようだ。

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