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メキシコも興行中止 最大手サンフェルが決断

2020年3月20日 8時48分

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、メキシコでもサンフェル・プロモーションズが毎週土曜日に開催している興行を中止する決断を下した。19日(日本時間20日)同プロモーション代表のフェルナンド・ベルトラン氏がメディアに通達した。

S・バンタム級王者ナバレッテ

 サンフェルは先週土曜日14日、ティファナでWBCユースS・ライト級戦をメインとするカードを開催。王者のオマール・アギラル(メキシコ=20)が同国のダビ・アレグリーアに初回34秒TKO勝ち。防衛に成功するとともに戦績を17勝16KO無敗に伸ばした。

 今週土曜日21日にもメヒカリで、世界に2度挑んだWBC・S・ライト級3位ホセ・セペダ(メキシコ=米)の試合をメインとするイベントを予定していたが、世界的な情勢を考慮して無期限中止に踏み切った。

 同プロモーションはフアン・フランシスコ・エストラーダ、ミゲール・ベルチェルト、エマヌエル・ナバレッテ、ハイメ・ムンギア、エルウィン・ソトの世界チャンピオンを擁し、体重オーバーなどで不評のルイス・ネリやS・ミドル級のホセ・ウスカテギの元王者を抱えるメキシコの最大手。

S・フェザー級王者ベルチェルト

 トップランクやマッチルーム・ボクシングとも強いパイプを築いている。サンフェルの決断で他のメキシコのプロモーターも試合のキャンセルは避けられない状況となった。

 同じくラテンアメリカではアルゼンチンもコロナウイルスの影響でイベントの中止を迫られている。元ウェルター級王者マルコス“チノ”マイダナが4月18日に予定した復帰戦などが延期されている。Photos/SUMIO YAMADA

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