2020年3月24日火曜日

メキシコのロマンサ・ジムがコロナ禍で一時閉鎖 
殿堂入りトレーナー、名伯楽ナチョ氏が主宰

 メキシコシティで殿堂入りの名将ナチョ・ベリスタイン氏が主宰する「ロマンサ・ジム」が新型コロナウイルスの感染拡大により、活動を休止することになった。23日(日本時間24日)ベリスタイン氏が現地メディアに語った。一時閉鎖はメキシコシティ政府の要請によるもの。

WBC・S・バンタム級王者バルガスも自宅へ帰った

 同ジムはベリスタイン氏が育てた元世界王者ヒルベルト・ローマン(故人)とダニエル・サラゴサの功績を称え、1992年に開設した。同氏は「ジムを開いて28年。こんなことが私の人生で起こるとは思ってもいなかった。何人かの練習生はトレーニングを続けたかったけど、通達を受け入るしかない」とコメント。

 そして「先週までレイ・バルガス(WBC・S・バンタム級王者)やアンヘル“マンテキーヤ”ナポレス(ホセ・ナポレスの孫)がいたけど、自宅へ戻っている。ボクシングには大きな打撃だけど、再開したらまた殿堂入りボクサーを育てたい」と心境を語っている。

 ベリスタイン氏はこれまでリカルド・ロペス、フアン・マヌエル・マルケスら25人の世界王者を育て、その多くがロマンサ・ジムから誕生している。