マッチルーム社が5月のイベントを正式に延期
2020年3月31日 14時56分
2020年3月31日 13時10分
昨年11月7日さいたまスーパーアリーナ、WBCバンタム級暫定王者だった井上拓真(大橋)はWBC正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)に敗れた。拓真はプロ14戦目の初黒星。暫定王座を獲って以来掲げてきた真のチャンピオンの証明はならなかった。試合を振り返りつつ再起について拓真が語る─。=ボクシング・ビート3月号より=
──ウバーリに借りを返したい気持ちは強い?
「もちろんリベンジしたいですよ」
──もう一度戦うとなったら?
「(効かせた)最終ラウンドがそうでしたが、自分が攻めたいときに攻めることもできたので、やはりもう少しヤマ場を増やす。前回はちょっと冷静に戦いすぎたので、見せ場を増やしてポイントを取る。ラウンドごとにそういう場面を見せていけばポイントもしっかり取れると思います」
──試合後、真吾トレーナーからはなんと?
「仕方ない、しょうがないと。もう少し自分から行けたらよかったとか、見栄えについても指摘されました。でも世界を獲ったときよりは全然強くなってると言ってくれました」
──プロで、世界戦の舞台で喫した初の黒星。
「やはり悔しいですし、ふと思い返したときにその悔しさが出てきます。あそこで勝っていたら別世界じゃないですか」
──それでいて試合直後は兄(尚弥、メインでノニト・ドネアと対戦)の応援にすぐさま駆けつけていましたね。ほんの少し前で自分が戦っていたリング…。
「結果は出ちゃってるので、そこで悔やんでても仕方ないので切り替えました。次に進もうと、練習もすぐに再開しました。ただ、ふと思い出すとやっぱり悔しいんですね。試合が終わってドクターチェックがあるじゃないですか。控え室に戻ると、ナオがアップしているときで、『ここで入っていいのかな』と思いました。結構それは考えましたね。
でも考えて、小さい頃から一緒にやってきたわけで、アマチュアのときも負けはあったし、そういうことをすべて知っている兄弟なので、普通に控え室に入って『ごめん』ってグータッチして、すぐに着替えて応援に回りました」
拓真の再起戦は今のところ発表されていないが、本人は「弱い相手とは戦いたくない」と骨のある相手との試合を望んでいる。
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