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高山勝成がJBCに嘆願書 37歳定年の救済措置求める

2020年3月31日 17時09分

 アマチュアからプロに復帰してボクサーライセンスの交付を受けた元ミニマム級世界王者の高山勝成(寝屋川石田)が、ボクサー定年37歳を特例で延長するよう求める嘆願書を31日付けで日本ボクシングコミッション(JBC)に発送した。高山が代理人を通じて明らかにした。

昨年10月WBCミニマム級戦を観戦した高山、右は王者ワンヘン

 プロ復帰を表明した高山は37歳を迎える5月12日の2日前、5月10日に大阪・天満橋エル・シアターで森青葉(泉北)とのフライ級6回戦を発表した。ところが日本プロボクシング協会とJBCは30日、新型コロナウイルスの感染防止策として5月15日まで国内興行自粛を決定。高山はリングに上がれなくなった。

 JBCルールでは、元王者らは37歳を迎えても、指定された健康診断を受けるなどの条件をクリアすれば特例で定年延長が認められるが、このルールが適用されるのは最終試合から3年以内の選手のみ。高山はプロ最終試合から3年半が経過しており、国内で試合をしていくためには5月12日の誕生日までに、1試合する必要に迫られていた。

 高山は「ボクサーとして、日々練習を積み重ねてきました。再びリングに立てる日がくることを信じこれからも練習を続けていきます」との声明を発表した。

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