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ボクシングの肝は「やっぱ組み立てでしょ!」
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2020年4月15日 水曜日

内山高志×井岡一翔 新旧王者スペシャル対談 
ボクシングの肝は「やっぱ組み立てでしょ!」

 S・フェザー級王座V11の内山高志さんとS・フライ級現役王者の井岡一翔。階級も世代も異なるふたりには意外や、いくつかの共通点があるように思える。新旧チャンピオンのスペシャルトークをお楽しみいただこう。

ボクシング談義に花を咲かせた井岡(左)と内山さん

──井岡さんは以前、内山さんのジム「KOD LAB」で、内山さんにミットを持ってもらったことがありますね。いかがですか、内山トレーナーは。

井岡 トレーナーというより内山高志というボクサーの凄さを(佐々木)修平トレーナーを通じて知りました。それまで僕自身はパンチを強く打つことにこだわりはなかったですから。そこを内山さんに見てもらったりして、内山さんを含めてパンチのある人は筋量などではなく、「強く打つ才能」があるんやと思いました。

内山 力を入れなくても強いパンチはちょっとコツを覚えれば打てるようになる。ジャブを散らして相手の空いているところを攻め、ボディも使う、一翔はそういう部分がめっちゃ優れてるなと思ってた。ただ初めて見た時は「おぉ、一翔ってこんなパンチないんだ」というか、当てるだけでよくKOしてきたなと。それは技術なんですよ」

井岡 サンドバッグ打ってても「もっと思い切り打てよ」と言われました(笑)

内山 逆に言えばドーンというパンチじゃないのによくぞ試合で倒してきたなって。初めてチャンピオンになったオーレードンの試合もタイミングじゃん。あと復帰して一発目、海外でダウン奪った試合。

井岡 だれでしたっけ。

内山 だれだっけ、アローヨだよ(笑)。あれにしてもタイミングが凄い。俺は来たところに外して打つタイプじゃなくて、ただ打ち込むタイプだったから。

井岡 でも内山さんはボディの同時打ち、多いですよね。

内山 あ、そうだね。ボディだけは同時打ちがなぜかできたんだけど、顔はね、やはり反応が難しかったね。

──KOが代名詞の内山さんは「組み立てが大事」とよく語っていました。そのアプローチは共通するのでは?

内山 組み立てはそうですね。初回から倒そうとしなかったし、ジャブを当てて、相手の集中力が切れてきたところに(大砲を)打つタイプだった。一翔も序盤はそうだよね。

井岡 はい。組み立てないと、世界レベルでは難しいと思います。組み立てのベースがあって、強く打ち込めるかどうかで。そこ(組み立て)がなければ当てられないですね。組み立て方はそれぞれ違うと思うんですけどね。内山さんもそうやし、井上尚弥選手も共通して、みんな前の手がうまいですよね。

内山 ジャブが当たんないとストレートが当たる気はしなかったもの。

 内山×井岡スペシャル対談は15日発売のボクシング・ビート5月号に掲載中。内山さんと井岡のそれぞれのボクシング分析、“内山スパーリング伝説”の数々、井岡vs.ロマゴンの予想、もし両者が対戦したらどうやって崩すか─まで、全6ページのトーク企画となっている。https://amzn.to/2XvKRfh

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