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ルイスvs.タイソン主審 コットン氏がコロナ禍で死去

2020年4月18日 10時00分

 ヘビー級のビッグファイト、レノックス・ルイスvs.マイク・タイソン戦でレフェリーを務めたエディ・コットン氏が現地時間17日朝、居住する米ニュージャージー州ピーターソンで亡くなった。72歳だった。夫人によるとコットン氏は2週間前から新型コロナウイルス感染症の症状が出て病院に入院していた。

コットン氏(左)。13年のゴロフキンvs.マックリン戦

 コットン氏はアマチュアの審判を経て1992年からプロの試合を裁き、14年にレフェリーを引退。その後ニュージャージー州に本部を置くIBFの理事会をサポートしていた。死去のニュースもIBFが発信した。

 大柄な体格のコットン氏は重量級を中心に世界タイトル戦を40試合以上担当。02年6月メンフィスで行われたルイスとタイソンの一戦を裁いたのがハイライトだった。

 このカードはプレゼンで乱闘が発生。その因縁からレフェリーの責任は大きいといわれた。レフェリーを引退後、長年ニュージャージー州コミッショナーを歴任したラリー・ハザード氏は「あの試合にエディを特別に抜擢した。期待に応えて試合で素晴らしい仕事を披露してくれた」と故人を惜しんだ。

 ニューヨーク州に接するニュージャージー州は全米でニューヨーク州に次ぐ新型コロナウイルスによる感染者と死亡者を出しており、非常事態が続いている。

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