ヘビー級統一戦 フューリーvs.ジョシュアを来年2度?
ハーン氏がビッグプランぶち上げる
2020年5月16日 10時34分
2020年5月15日 19時24分
日本プロボクシング協会(JPBA)と日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、7月の試合再開に向けた練習と興行開催にあたってのガイドライン策定を協議した。協議会はガイドラインの順守を前提に興行の開催を許可する方針で、7月の興行再開に向けて一歩前進した。
協議会では、マウスピースが感染源になる恐れのあるがあるという専門医の指摘を受けて、衛生的に扱うよう注意を喚起。試合再開に向けて、スパーやマスボクシング、ミット打ちは「必要な練習」と位置づけ、ミット打ちではマスクやフェイスガードを使って感染予防に注意を払うよう求められた。
試合は「無観客が望ましい」としながらも、前後左右をあけた状態であれば観客試合も認める方針。これを実施した場合、だいたい収容人数の3分の1くらいの観客数になると予想される。試合数は1興行8試合以内。それ以上の場合は2部制を求めるとした。
セコンド、試合役員、ジャッジらはマスクの着用を義務付ける。レフェリーについては、フェイスガードやマスクの着用は視界が遮られたり、瞬時の判断が遅れたりする可能性があるため、現時点では導入に消極的だという。
また、新型コロナウイルスの影響で医療機関に余裕がない中、引き受け病院が確定しない場合は、試合開催は許可されない。普段はWBCの世界タイトルマッチのみで実施されている救急車の配備、抗原検査の導入も可能かどうかを検討していく。
現在、東日本ボクシング協会管轄では、大橋ジムが7月16日に日本とOPBFのダブルタイトルマッチ、三迫ジムが22日に日本タイトルマッチ、ワールドスポーツジムが27日に日本タイトルマッチを、30日には東協会主催の東日本新人王予選が計画されている。
今後も協議会では社会情勢の変化を考慮しながら、各プロモーターと協力し合って試合再開に向けての準備を進めていく。
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