パナマシティのロベルト・デュラン・アリーナで20日（日本時間21日）行われたＷＢＣフェザー級挑戦者決定戦は、ランク２位ロビンソン・カステジャノス（メキシコ）が１位で元フェザー＆スーパーバンタム級王者セレスティーノ・カバジェロ（パナマ）に２－１判定勝ちを収めるアップセット。カステジャノスはＷＢＣシルバー王座の防衛も果たした。

　初回に先制のノックダウンを奪ったカステジャノスが以後、接近したラウンドを押し切る展開で終了。スコアシートは114-113と割れたが、もう一者は115-112でメキシカンの勝ちだった。カバジェロは１年４ヵ月に及ぶブランクが影響したようだ。

　同じリングでは元ＷＢＡフライ級王者ルイス・コンセプシオン（パナマ）がアヌアル・サラス（コロンビア）に６回２分36秒ＫＯ勝ち。また女子タイトル戦はアリーシア・アシュリー（ジャマイカ）がチャンタル・マルティネス（パナマ）に３－０判定勝ちでＷＢＣ世界Ｓ・バンタム級王座防衛。