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ビセンテは低打で3度減点

1位マグダレノ失格勝ち ラスベガス再開第2弾 
ビセンテは低打で3度減点

2020年6月12日 15時17分

 前々日に続き、トップランクが11日(日本時間12日)ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターでイベントを開催。メインに登場したWBCフェザー級1位ジェシー・マグダレノ(米)がWBC・S・バンタム級11位ジェニフェル・ビセンテ(ドミニカ共和国)に10回1分38秒失格勝ち。元WBO・S・バンタム級王者マグダレノはアイザック・ドグボエ(ガーナ)に敗れて以降3連勝をマークした。

 試合は乱戦。初回、サウスポーのマグダレノが右フックで倒して先制。3回、右ボディーから左フックを返したビセンテだが、4回に右ボディーが低打になり、クレームをつけたマグダレノに右を浴びせるとマグダレノは横転。しばらくキャンバスに横たわりダメージ回復を図った。

 ロバート・バード主審はビセンテに2点減点。この回、またドミニカ人のパンチが低打になると主審はまた減点を言い渡す。1ラウンドにマイナス3点と珍しいケースとなった。

 5回、攻め込むビセンテにマグダレノは右を突き刺して2度目のダウンを奪う。以後ラフなパンチを振り回すビセンテをマグダレノはフットワークとスピードを生かしたアウトボクシングで対抗。最終10回、またも右がローブローになりビセンテは3度目の減点。このラウンド、再びビセンテが低打を放つとバード主審は試合を止め、失格をコールした。

 マグダレノは28勝18KO1敗。WBC王者ゲーリー・ラッセル(米)へ挑戦を希望する。ビセンテは36勝28KO5敗2分1無効試合。

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