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S・フライ級ロマゴンには牽制球

ベルトラン氏 ムンギアのカネロ挑戦大歓迎 
S・フライ級ロマゴンには牽制球

2020年6月14日 12時16分

 メキシコを代表するプロモーター、サンフェル・プロモーションズのフェルナンド・ベルトラン社長がESPNデポルテスのネット発信番組「ESPN ノックアウト」に出演。傘下の前WBO・S・ウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)とWBC・S・フライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に関して発言した。

ムンギア(左)とプロモーターのベルトラン氏

 まずムンギアが同胞のスーパースター、サウル“カネロ”アルバレスに挑戦するかと質問されたベルトラン氏は「世界王座獲得がピンチヒッターだったから、同じケースでチャンスがあれば、いつでも挑戦させたい。サイズ、パワーがあるし、コーナー(指導陣)も充実している。サウルをリスペクトしているけど、試合が実現すればハイメに勝たせたい」と愛弟子を推した。

 同時に「むしろあなた方(キャスターたち)の方がよく知っているかもしれないけど、一度ウワサにsあがった名前にまだ脈があるなら、ぜひそちらの話もまとめたい」とコメント。WBC、WBO、IBFのミドル級で上位にランクされるムンギアがビッグネームと対戦する可能性があることをほのめかした。

 またエストラーダvs.ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の可能性を聞かれた同氏は「この再戦はみんなが実現を希望している試合。こちらはいつでも歓迎しているけど、最近5 試合の結果から想像して本心はエストラーダ戦を望んでいないように見える」とロマゴンに牽制球を投じた。

 それでも「これはグレートなカード。我々プロモーターは実現を促進させる責任がある。私はプロモーターとして配下選手の報酬をケアしなければならないけど2人は同じプラットホームのDAZNと契約している。エディ・ハーンとの協同で試合が合意に達することを願っている。私の知るところではDAZNは8月にイベント再開を計画しているようだ」とベルトラン氏。「試合がESPNで中継されてもうれしい」とリップサービスを忘れなかった。Photo/SUMIO YAMADA

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