元日本王者の矢田良太が“変身” 地元で再起戦飾る
関西でも再開後に初の客入れ850人
2020年8月9日 23時44分
2020年8月9日 16時48分
東京で5ヶ月ぶりの客入れ興行となる「GENKOTSU vol.7」が9日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で開催され、3200人収容の会場に806人の観衆を集めて全6試合が行われた。
関東初の客入れ興行ということで、ガイドラインに沿った安全対策が行われたほか、トイレを1個おきにしか使えないようにしたり、観客退場の際は時間差で3密を避けたりするなどの工夫が施された。
主催の石川・立川ジム、石川久美会長は「ここでボクシングが停滞してはいけない。マスクをして練習をしている選手のためにも活躍の場を提供したかった」と無事に興行が終わって安堵の表情を浮かべた。同ジムは来年も5月8日に同会場でイベントを行う予定。
ジムの看板選手としてセミに出場、判定勝ちした齋藤は、大きな声を出さず拍手中心の応援について「新鮮だった。表彰されているみたいだった」と笑顔を見せながらも、「今日は全然ダメ。もっと強い人に勝てるように練習したい」と意気込みを口にした。
◇ミニマム級8回戦
佐宗緋月(T&T)[引き分け1-1(75-74、74-77、75-75)]高田勇仁(ライオンズ)
ノーランカーの高田が日本3位の佐宗に襲いかかった。初回から積極的に踏み込んでワンツーを打ち込むと、2回に右をかぶせて佐宗をキャンバス送り。高田はダメージの深い佐宗にたたみかけるが、クリンチを駆使した佐宗が減点1を食らいながら、2分以上のピンチを切り抜けた。
3回に立て直した佐宗だが、中盤は高田のパンチをもらうシーンもあり不安定な戦いぶり。しかし6回、ボディ攻撃を軸にコンビネーションで高田を追い込み、ペースを引き寄せる。終盤はバックステップを踏む高田を追いかけ、ボディにパンチを浴びせて高田にダメージを与えた。佐宗は12勝4KO6敗2分。高田は8勝3KO5敗2分。
◇ライト級6回戦
齋藤眞之助(石川・立川)[3-0(59-55×3)]橋本祐二(折尾)
2019年全日本ライト級新人王の齋藤と13年9ヶ月ぶり復帰の福岡県警巡査部長、橋本の対戦。長身の齋藤とサウスポーの橋本は距離が遠く、互いになかなかパンチがあたらない試合となった。それでも11歳若い齋藤は左リードと右ストレートで橋本に圧力をかけ続けてポイントをピックアップ。浅いながらも右を決め、最終回は橋本を追い込んだ。齋藤は7勝2KO3敗。橋本は6勝4KO5敗。
◇バンタム級4回戦
梅津奨利(三谷大和S)[TKO1回1分12秒]寺崎和輝(リングサイド)
◇63.0キロ4回戦
熊澤公佑(T&T)[3-0(40-36×3)]石崎貴士(五代)
◇フライ級4回戦
山内寛太(DANGAN AOKI)[TKO1回15秒]林耕佑(久米川木内)
◇ミドル級4回戦
鈴木健介(リングサイド)[3-0(39-38、39-37×2)]為田真生(ワールド日立)
2024年9月17日 23時24分
2024年9月16日 18時59分
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